学習用からIoTまで、様々な用途に利用できるRaspberry Pi 3の日本国内生産モデルです。RS版のRaspberry Pi 3はイギリスで生産(RSはファブレスで、英国ソニーが受託生産しているとのこと)されていますが、日本でも生産されるようになりました。仕様は従来の英国製と変わりません。
箱には本体と説明書が入っています。やはり基板本体だけで、ケースは付属しません。本体は静電気防止袋に入っています。
この製品は技適認証を受けているためWi-FiやBluetooth機能が使用できます。日本製モデルでは技適認証マークが基板に印刷されています。
NASとして使う
今回、ファイルサーバー(LAN内のみ)に使用する目的で購入しました。ファイルサーバーなのでハードディスクが別途必要ですが、それは追って紹介します。
(8/27追記) 今回の構築で使用したHDDは次の2つです。
最初は無線構成にしていたのですが話にならないほど遅いので後日ハブとCat6ケーブルを買ってきて接続しました。
Raspberry Piのスペック上仕方ない部分もありますが、1000BASE-Tに対応していないので(さらにうちの環境ではルータもギガビット非対応)実際の通信(SFTP)では母艦(デスクトップPC)からの転送で8~10MB/s程度(実測値)が限度です。
ハードディスクは USB 2.0 ポートに接続することになります。USB 3.0に対応していないのでそこがボトルネックになります。また、私の環境ではソフトウェア RAID 1 を組んでいるのでより遅くなっています。
全体的に見ると、LAN内専用(ローカルのアドレスをhosts.allowに書き、hosts.denyにALL:ALLと書く)として割り切って使えばサーバー用としても使えなくはない速度です。性能はともかく、サーバーとしては非常に省電力であることがいいところです。
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購入金額
5,800円
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購入日
2017年07月07日
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購入場所
シリコンハウス共立
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