タブレットや電源タップなど、金属フレームに設置できるものはフック穴にひっかけて設置できるマグネットを利用しています。
オーム電機というメーカーのタップ用磁石「HS-A0166」が、いつも購入している物の半額の価格だったため、お試しで購入してみました。半額なので、2パックを購入。
こんなパッケージに入ったものが送られてきました。業務用ではなく、小売用だったのか。
その割に価格が安いのは大量生産しているからなんだろうか。
販売している株式会社オーム電機(OHM Electric Inc.)は、電気・電子機器や関連部品の製造・販売を行う日本の企業で、埼玉県さいたま市中央区が本拠地のようです。家庭用電化製品から産業向け部品まで幅広い製品を取り扱っており、手頃な価格と実用性を兼ね備えた製品を提供していることで知られているようです。
マグネット本体の厚みに対してネジが短いので、浅くひっかける物に対して有効です。
ネジが長いと使い勝手が悪い場合があります。
Echo Hub の壁面取付器具にセットすることで、壁面ニッチにくっつきます。
自宅の集中リモコンに並べて設置できて使い道ばつぐん。
マグネット本体径:23mm
ネジ径:3mm
ネジ頭径:6mm
ドライバーでネジを回している時に気が付いたのですが、本体もネジも、やや磁力を帯びています。
素材を調べたところ、合金鋼とだけ公表されていました。
合金鋼とは、鉄を主成分とし、強度や耐久性、耐腐食性、硬度、靭性など特定の性質を向上させるために、炭素以外の元素(例: クロム、ニッケル、モリブデン、バナジウム、マンガンなど)を意図的に添加した鋼のことです。
比較的安価で加工しやすい、低合金鋼(含有元素が全体の5%未満)で作られているようです。
割合が公表されていないっぽいですが、添加元素は目的に応じて異なる割合で使用されます。
合金鋼を構成する添加元素とその効果:
- クロム : 耐腐食性の向上、硬さの増加
- ニッケル : 耐衝撃性や靭性の向上
- モリブデン : 高温強度や耐摩耗性の強化
- バナジウム : 結晶粒の微細化、強度・靭性の向上
- マンガン : 強度と硬さの向上、硫黄の影響軽減
- 炭素 : 主に硬さと強度の増加(ただし靭性低下の可能性あり)
裏面。他社製品を使用しているから分かるのですが、比較して磁力がめちゃくちゃ弱い……。
WEBで検索すると、古いページに「耐荷重2.5kg」の記載があったのですが現在は該当部分は削除されているようです。それ以下だとすると、結構弱いのかも。
メーカーの製品ページには希土類マグネットという記載もありました。
希土類マグネット(Rare Earth Magnet)とは、希土類元素(ランタノイド系元素を中心にした金属元素)を使用して製造される強力な永久磁石のことです。通常のフェライト磁石やアルニコ磁石よりもはるかに強力な磁力を持ち、さまざまな先端技術分野で活用されています。
希土類マグネットにも種類があるのですが、いわゆるネオジム磁石が一般的に馴染みのある商品だと思います。
ネオジム磁石(NdFeB磁石)
- 世界で最も強力な磁石。
- 比較的安価で、最も広く使われる。
- 錆びやすく、コーティングが必要。
- 温度依存性がある(特にネオジム磁石は高温で磁力が低下)。
ネオジムや鉄、ホウ素は比較的多く採掘されており、原料コストが低いのが特徴で、大量生産できる規模があれば比較的安価に市場に出せる製品です。
ただ、腐食には弱いのでコーティング等の追加処理が必要になります。
製品説明にはコーティングの記載はないっぽいです。
使い方はアイデア次第
直径23mmの本体に対して、サイズ以上の荷重をかけられると思うので利点は高いと思う。
フック穴に対して使用する他、ネジ頭を少し多めに出すことで、ハンガー等もかけられるようにできます。
環境で錆びるのかも
腐食性について疑問が残る。長持ちしないのかもしれない。
戦いは数
かなりの低コスパ。ただしあまり重い物には向かない。
もしくは設置数を増やせば耐荷重性能が上がるので、数量で押しきれるかもしれない。
-
購入金額
339円
-
購入日
2025年01月03日
-
購入場所
Amazon
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。