この作品は、セガサターン版の移植ものです。
ほぼ忠実、というか、丸っとそのままにPSPでプレイ出来ている感覚で遊んでいます。
オリジナル版であるセガサターン版発売の記事を見て、完全に一目惚れして購入しました。
デカいガントレットにブーツの甲冑娘が、大剣を豪快に振るうとか、最高です。
はい、そんな主人公グラドリエルの冒険を描く2DスクロールアクションRPGですね。
同じアトラスから、PS3で発売されたドラゴンクラウンに雰囲気と言うか、匂いというか、そんな空気が引き継がれているのではないでしょうか。
(ソフトは積みゲーの中にありますが未プレイなのでL2並感)
プリクラの方に戻ります。
ゲーム本編を始める為に、セーブデータなどを選択する画面は、なんと、おばあちゃんが孫娘に本を読み聞かせる演出となっています。
ドット絵のキャラが細かく動いて、「このお話はね」と人差し指を立てて読み始める所など、凝っていて好感が持てます。
まあ、頻繁にデータロードするとなると、演出がちょっと邪魔かな、とも思ったりしますけれども。
データを選ぶには、女の子を操作して床に置いてある本を拾って、おばあちゃんに渡すという方法。
うろうろしている猫を拾えたりして、その演出は、軽く衝撃を受けました。
ゲーム開始前にテンションが上がる良いウォーミングアップです。
本編でも、主人公のグラドリエル王女はドット絵のキャラながらも表情や仕草が、細かくてとてもかわいらしいです。
戦闘シーンで大剣を構える凛々可愛い所とか、ツボです。
戦闘は、移動しているマップがそのまま使われた2D格闘ゲーム、というのが近いかな。
1ラインながらも、回り込みや、背後に突き抜ける突進攻撃もあって、バリエーションはあるかな。
格闘ゲームのような戦闘シーンではありますが、アクションRPGなので、入力する技の種類は、それほど多くはありません。
ボタン連打で連続攻撃、そして、その最後に長押しで必殺技。或いは、十字キーとの組み合わせで、突進突き、ガード中の入力で回り込み。
アイテム使用による魔法攻撃。
RPG要素としてレベリングをするとなると、ちょっとダレルかもしれないですが、一つ一つのモーションなどはしっかりと作り込まれていて、格好良いですね。
必殺の切り上げ攻撃は、決まると手応え有り!と言う感じで爽快です。これで倒すとテンションが上がります。
ガードし続けると弾き飛ばされてダウンしたり、攻撃ボタンを連打してゴリ押そうとするとスタミナ切れて肩で息をしたりするのも細かくてGood。
移動シーンは、全て1ラインのジャンプなしの徒歩(走る含む)。
ルー○やリレ○ト、キメ○の翼はありませんので、延々と歩いて行かないといけなくなるのは、お使いミッションなどで辛くなる部分。
実時間で結構移動するので、マップを表示してみると、案外と舞台が狭いなあ、と感じる事もあるかな。
最近のゲームのセーブポイント移動とか、転移能力呪文でのプレイしやすさに慣れていると、ちょっと辛い部分もあるのですが、それに目を瞑っても良いと思える面白さがあるなあ、と私は感じます。
思い出すと、無性に遊びたくなる、そんな名作です。
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購入金額
2,480円
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購入日
不明
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購入場所
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