レビューメディア「ジグソー」

USB3.1対応、SANDISK-USBメモリの新フラッグシップ

最近のマザーにゃ採用例多いのに、対応機器を余り見ないUSB3.1規格。

まあ、外付ストレージでもHDDなら3.0で十分だし、モバイルSSDも容量を考えるとちと大仰なので、3.1でなけりゃ駄目ってものが余り無いのも、また事実。

 

そんな中、USB3.1用として出てきたのがコイツ。

SANDISKの上位機種ブランド”ExtremePro”を冠する、USB3.1対応のUSBメモリ。
容量は128GBと256GBの二種類で、一般的なUSBメモリと変わらない大きさの割には大容量だ。

この手の大容量USBメモリは、隣接するUSBポートと干渉したりする事が多かったのだが、この製品は一応「スライドが付いていない側」とは干渉しない厚みに設計されている。

 

コネクタはスライド式で、ホコリの侵入は防げないがコネクタ保護は出来る。
このスライドの出来が結構秀逸で、軽い力でストンと動くが、挿すときにはコネクタが引っ込んだりしない。昔のスライド式携帯電話みたいな感触がある。

 

肝心の動作速度についてだが、これはもう「なんかもう色々とおかしい」としか。
USB3.1の帯域限界には到達していないが、USBメモリとしては破格に速い。
特筆すべきは書き込み速度で、これが単なるベンチ番長でなく「実測で250MB/sで安定」するのだ。

なお、60GB分の大小様々なデータを投げ込んでも、だいたい200MB/s以上で安定した書き込み速度を維持できるので、下手なTLC-SSDをUSB接続するより安定して速い。

無論、その性能に比してお値段も相応。
USBメモリで15000円以上という額は、ポンと出せる額じゃないかもしれない。
ただ、無期限保証なので故障を気にする心配がないこと、容量単価を考えると一般的なUSBメモリと比較して高額とは言えないこと、性能についてはR/W双方でHDDの倍近いこと、データを持ち歩くにあたって容量不足に陥る事がほぼ考えられないことなど、利点のほうが遥かに多い。


容量が陳腐化するまで長く使うことを考えたら、初期投資額としては決して高くない。
というか、そう言い聞かせないと色々とやばいので、そういうことにしておこう。

  • 購入金額

    0円

  • 購入日

    2017年05月27日

  • 購入場所

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