先日Amazonの日替わりセールで普段よりは大幅に安くなっていた、SIMフリー版のiPhone 6sです。
普段なら日替わりセールの品はその日の夜まで買えることが多いのですが、このiPhoneについては半日経たずに無くなってしまったようです。
SIMフリーiPhoneとして比較的安いということもあったのかも知れませんが、このセール品が米国向け仕様ということが人気を集めた大きな理由だったのかも知れません。もっとも修理上がり品であり、一応業者保証こそあるもののApple直販の方が安心感があることは間違いありません。日本のAppleストアでも整備済み品を扱ってくれるようになると良いのですが…。
箱は通常の新品とは異なり、表面は本体の写真ではなくiPhone 6sという文字が入っています。以前iPhone 5の整備済み品を買ったときもこうだった気がしますが…。
箱の内容物などは通常の新品と変わりません。SIMトレイ用のピンも勿論未使用品が入っています。
外装色はローズゴールドを選択しました。スペースグレイとの二択であり、使用中のSoftbank版iPhone 6がスペースグレイであったことから、見分けが付きやすいよう自動的にローズゴールドということになってしまったのです。本音で言えばあまり好きな色ではないのですが、選択肢がない以上仕方ありません。
違いに価値を感じるかによって評価は大きく変わる
iPhone 6sは、ワールドワイドで見た場合に3種類に分かれます。
まず日本でキャリアから販売された端末は、全てA1688というモデルとなります。一方、アメリカ向けのものはA1633というモデルとなります。更に中国市場向けは別仕様となり、これはA1700という型番になるのだそうです。
これらの違いですが、まずLTEについてはほぼ同等と考えて良いでしょう。強いていえばA1633だけはLTE Band30に対応しています。日本国内ではこのバンドを使う事業者ありません(米国ではAT&Tで使われているそうです)ので、無視して構わない差ではないかと思いますが…。
そして3GやGSMについては、あいまいな情報があちこちで出回ってしまっているのですが、A1633及びA1634(iPhone 6s Plusを表す)では、CDMA方式もきちんとサポートしています。大手メディアの情報でもCDMA非対応などと書かれていることがあるので注意が必要です。CDMA 2000もきちんとサポートしていて、auのVoLTE非対応SIMでもきちんと通話は出来ると確認されています。
海外販売分のSIMフリー端末で問題となるのは、日本では技適を取得していなければ法律上試用することが出来ないということです。A1688は当然日本のキャリアで販売する以上取得済みであることは当然なのですが、アメリカ市場向けであるA1633はどうでしょうか。確認してみました。
きちんと取得済みでした。まあ、Amazonにおけるこのセール品の販売業者はgoo simseller(NTT系)だったので、間違いないとは思いましたが…。
その他の内容も日本向けと特に違いは無いのですが、強いていえばカメラアプリにおいて、シャッター音を消せるという違いがあります。盗撮目的は論外ですが、例えば昼食の写真を撮影するときなど、静まりかえっているような店ではシャッター音があるとなかなか難しいものがあります。シャッター音で周囲の注目を集めるという事が無いのはメリットなのかも知れません。まあ、私は滅多に食事を撮ったりもしないので、せいぜい夜中に自宅で使うときに多少役立つ程度でしかありませんが…。
それ以外は日本向けSIMフリー版と全く同じと考えて良く、iPhone 6s自体は既に型遅れですから特に今更語ることは無いでしょう。ちょっとレアという点に価値を見出せるか否かで、この端末の評価は著しく変わります。
今回は純粋にSIMフリーのiPhone 6sとしては安価だったために購入したということです。また、OCNモバイルONEが付属してくるとありますが、これはSIMが同梱されているわけでは無く、申し込み用のスターターパックが入っているだけであり、必ずしもOCNモバイルONEのSIMを契約する必要があるわけではありません。
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購入金額
38,880円
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購入日
2017年05月19日
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購入場所
goo simseller Amazon店
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