前回SMBマルチチャンネル狙いでとにかく安い中古NICを買ったわけだが…
コイツには問題が無かったものの生憎データを受け取りたいメインPC側がSMBマルチチャンネル動作できない構成だったのだ。
束ねるネットワークアダプタはRSSの有効無効がそろっていないといけないのだが、2基オンボードされているLANの片方(i218V)がSMBマルチチャンネル動作時にRSS無効になってしまい有効と無効が混在状態になってしまった。
なので1ポートRSS動作可能なNICを追加すればいい。しかしこのPC、2.5スロット占有のグラボやらのせいで残っているスロットがかなり目立つ位置。他のカード類は黒系で揃えているのにNICだと黒いものは殆どない…
ありました黒です。
チップはカニのフレンズRealtek RTL8111Dといかにも普及品っぽいがRSS対応らしい。同じようなスペックのNICはいくつか出ているが黒基盤はAREAのコイツのみ。
そしてPCIexpressの限界まで削ったような基盤サイズ。
当然ロープロファイル対応だ。
普通に使う分には問題なし SMBマルチチャンネルにも
小さな基盤は全然目立たない。これだけ小さければグラボの直下でも吸気を邪魔しない。
ただ背面にでっかいシリアルナンバーシールが貼ってあり黒カードで統一していた自分のPC内部では目立つ。動作確認をした上で剝がしてしまったが保証がきかなくなるのでヤメテオコウ。
ドライバのインストールも不要。させば動作OK。ネットにつながる。
発熱等も特に見られず、装着前後のワットモニター表示も有意な差は見られない。性能面ではそりゃIntelとかに劣るはずだがホームユーズなら問題なくファイルサーバーへのアクセスレスポンスもオンボのIntel系と差は感じられない。自作PC向けマザーの大半がIntelやKillerを搭載している今となっては故障時の予備といった感が強いが問題なく動作するというのは当たり前だけど大事なこと。
ただドライバのインストール時にコイル鳴きのような音が出たのが気になるが…(通常動作ではおきていないので無視していいとは思う)
さて肝心のRSS対応なのだが、最初にPowerShellで確認したら無効と表示されてしまい焦ったのだがRealtekのサイトからドライバをダウンロードしてインストールしたところ…
がっつり対応表示に。ifIndex 44がそれ。
しかし結論を言えばSMBマルチチャンネルには失敗。RealtekとIntel混在なのを疑いこの後別のNICを使ってもダメだったのでこのカードの問題ではなく恐らく自分の環境か設定の問題と思われる。
【追記 SMBマルチチャンネルできた】
詳細はこちらで。
結局自分の共有設定がいけなかったらしくホームグループ経由の共有でならSMBマルチチャンネル動作することが判明。
メインPC ファイルサーバー
Intel i211 ←→ Broadcom BCM5718
Realtek RTL8111D ←→Broadcom BCM5718
というカニさん混じりの混載ながら200MB/sの大台に到達。やった!
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購入金額
1,600円
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購入日
2017年03月頃
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購入場所
ヨドバシドットコム
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