あえて今更X370
発売日の争奪戦に負けてB350にしたのですが、これがなかなか良い感じでした。なので今更X370を追加する意味はないのですが、「USBに不具合があるようだ」「本当にX370の意味はないのか」という点が気になったのと、「どうせR5も買うのだから」ということがあって投入してみることにしました。インテルのCore2、Coreiなどが出たときは一気に数種類いっていたことを考えれば、AMDが久々にまともに戦えるようになったことに対してこのぐらいはいっておいて罰はあたりません。
で、選択した基準は全くなく、
・とにかく手に入るもの
・今回はAsRockでないもの(最近AsRockばっかりだったので)
ということで、Asus、MSI、GIGA、BIOSTARあたりから、入手できたものにしました。そういえば、Gigabyteは最後に買ったのがもう3年以上前かもしれれませんね。
B350の環境をそのまま移植
RyZenのテスト環境一式で。マザーだけAsRockB350から本製品に。
またRyzenではゲームとかはしない予定なのでビデオカードは性能低めだが、最新のものに。
MB: AsRock AB350GamingK4⇒Gigabyte GA-AX370-Gaming 5
CPU: RyZen 1700X
SSD: M8PeG-06
HDD:Seagate ST4000LM024
VGA: ZOTAC ZTGTX1050TI-4GD5MINI001
MEM: 32GB DDR4-2400(16×2)
PSU: PS-TR2-0500NPCGJP-G-V2
OS: Windows10 Home
Ryzenと最初に使ったB350のリンクも
M.2.スロットは一基だけ。位置もよくない
ぱっと見た目、M.2.は一基だけしかありません。かわりにあまり使わないU.2がついています。
バックパネルは、緩衝材の入ったタイプ。最近では珍しいかもしれません。
CPU周りは比較的クリアーですが、やっぱりこういうバックパネルのカバーはあまり好きではありません。
なお、購入時のBIOSではCPUの温度が異常に高く表示されてファンが常にかなりの回転数になってしまいました。Ryzenはそんなに高い温度ではないとあちこちでレビューされているので何か問題があるのかもしれません。その後βBIOSが出ていたのでアップしたところ15度ぐらい下がりましたがまだちょっと高めです(室温25度で、アイドル50度弱)
結構機能豊富だが必要性は?
この価格にしてはいろいろついていると思いますが必要な機能かどうかよくわかりません。一応特徴らしきものを列挙します。
・M.2.は1基だけで位置もよくない
・U.2がついている
・SATAコネクタは横から刺すタイプです(個人的には好きではない)
・ALC 1220が2個ついている
・NICが2個。Intel+Killer
・Sound Blaster X-Fi MB5
・外部温度センサー(ケーブル付き)
・USB3.1Gen2が4基(らしい)
・USB2.0はついてない(3.0が万一ダメなときの保険がない)
・メモリスロットは両方にレバーあり(こっちのほうが自分は好き)
・LEDが結構綺麗。メモリスロットまで光る(意味なし)
ほぼB350といっしょ。USBは今のところ問題なし
ぱっとごく簡単なベンチした結果では、B350であるAB350GamingK4との差は誤差範囲だと思われます(実はSandraも走らせてみたのですが結果が膨大なので割愛)USB3.0機器はいくつかHDDなど試してみましたが今のところ問題はでていないようです。
特に違いはない
OCCT+Cinebenchで測ってみましたが
AsRock AB350GamingK4 178.6W
Gigabyte GA-AX370-Gaming 5 179.6W
と誤差範囲かと思います。
現時点でB350との優位点はあまりなし
他のレビューにもあったとおり、SLIをどうしてもしたいという人以外は、PCIレーンも少ないし今のRyzenではB350との明確な優位点はないように思います。
X370の中では、NICを2個積んでいるものはこの価格帯では少ないのでそういった需要があるなら本製品はよいかもしれません。Gigabyteだけにリビジョンがすぐにあがる可能性はありますが。
また、USB3.1は機器がみあたらないので後日試してみる予定です。
----2017/3/29
消費電力など追加
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購入金額
26,978円
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購入日
2017年03月26日
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購入場所
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