レビューメディア「ジグソー」

OCWROKSのジャンクセット品

OCWORKS謎の液体セットに組み込まれていたマザー。

 

Z87マザーとしては上位に位置し4万円クラスと高価だったモデル。思えばZ87時代他社含めモンスターマザーが多かった気がする。

組み込み状態から外せていないが付属品や箱はつけてくれた。やったね。

ハイエンドといえどブリッジの類は搭載していないので拡張スロット周りは普通のZ87。

とはいえPCIe3.0世代なのであまり気にならないしその分安定性が期待できる。そして高速な11ac対応無線LANや追加SATAをオンボード搭載しツボは抑えている。

 

オンボードサウンドも凝った作りらしいが、なぜか自分の環境だと電源投入・遮断時に大きめの「ブツッ」というノイズが乗る。電源ユニット等他のパーツの影響もありそうだがまだ組み換えテストは行えてない。

 

他社のモンスターマザーに比べると尖った性能やギミックはないが、ROGシリーズとして正当進化を続けたようだ…まあ実は自分ROGシリーズ入手したのMAXIMUS II GENE以来なんですけどね。

更新: 2017/09/15
デザイン性

赤黒アーマーカッコイイ

ROGシリーズといえば赤と黒のビジュアルが特徴のゲーミングモデルだが、今回はSABERTOOTH系のようにマザー全体を覆うカバーを持つ。

背面にも分厚いパネルがあり頑丈そうだ

…750Dに干渉したらしく取り外されていたが。

 

電源周りにはそのまま水冷ユニットを接続可能で今回はそれを生かした水路が組み込み済みでOC時の冷却も安心。

もちろん一般的な空冷環境でも冷やせるようにフィンがデザインされている。

 

そしてマザー中央部のROGロゴは赤いLEDが仕込まれ明滅する。その他各所の診断LEDやPOSTコード表示機能など、実用性を持ちつつ光らせるギミックが各所にあり起動時は物々しい雰囲気になって楽しい。

バックパネルもROGロゴ入り。MAXIMUS II GENEのこれが気に入っていたので引き継がれてるのが嬉しい。そういえばSABERTOOTHにあったカバー内冷却用のファンは取り付けできないのでその辺の熱対策はなくてもいいという判断なのだろうか。

更新: 2017/09/15
実用性

多機能だがわかりにくい部分も少々 あとボタン電池

水冷ユニット組み込み済みということで早速4590Kをぶち込んだのだが…

CPUを認識しない。そう、コイツHaswell初期にテストで使われていてから放置されていたのでBIOSが古いままだった。困ったことに我が家にはHaswell初期のCPUがない。

しかし安心このUSBメモリからのBIOSアップデート機能。すばらしい。しかし他のマザーでもツッコミ入れた気がするが、そのためのボタンをわざわざ外から押せる位置に用意する意味はあったのか。あと隣にクリアCMOSボタンがあるがこれもUSBとか使うときに間違って誤爆しそうで怖い。

 

他にもなぜかFASTBOOTオンオフの物理スイッチが実装されていたり、「押したら必ずBIOS設定画面にいける電源スイッチ」がせっかく便利なのに小さく変な場所にあったりとなんかスイッチ類のチョイスはよくわからない。

またしっかりハードウェアを診断して起動するせいかUEFIロゴまでの時間は長め。FASTBOOTをオンにしても長い。

 

そして今回やられたのがCMOS保持のボタン電池。4年の放置のせいか完全に消耗しきっていた(同じイベントで購入したCrosshair Vもボタン電池が消耗していたのでUEFI化以降の大容量モデルは放置すると消耗しやすいのだろうか?)ので交換必須。

 

が、これ裏面から固定されているマザー全体のアーマーを外さないと交換できない。ボタン電池くらいメンテナンスホール?つけといてくれよ!!

普通の環境ならケースから出して(それも手間だが)アーマーを外して交換するだけなのだが今回は水冷組み込み済み。しかもアーマーはVRM冷却部にかかっているので水冷をバラさないと外れない。アババババ(結局この後無理やり水冷ユニットごとケース外に引き出してVRM部にひっかかって少ししか上がらないアーマーの隙間からボタン電池を交換するというおばかな方法で交換)

 

まあその辺が気になる以外は設定の幅が広くそれでいて複雑すぎないUEFI、手持ちのメモリ(光る系でマニアックなやつ)4種類どれも問題なく動作する互換性、感度のいいオンボード無線LAN、後述のOC時含めた動作安定性はさすがASUSのフラッグシップといったところ。

更新: 2017/09/15
安定性

常用OCも安心

オーバークロックの安定性はさすがといったところ。

以前この4690KはASRock Z87 Extreme11/acの場合1.2Vで4.6GHzまで行ったものの、4.7GHzを狙おうとすると途端に1.3V近くの電圧を要求し安定性も下がったので(Extreme11/acを壊したくなかった&冷却環境が貧弱だったのもあるが)それ以上のOCは行わなかった。

 

今回は4.7GHzなら1.26V程度で余裕を持って安定してくれるし、4.8GHzも1.32Vで調整中だが実用できそうな雰囲気。ガチガチOCerから見たら控えめな電圧なのだが常用狙いのビクビクOCで4.8GHzまで行けるとは。

更新: 2017/09/15
消費電力

まさかのidle消費Z87 Extreme11/acと同等かそれ以上

ROGシリーズは消費電力云々言うタイプのマザーではないのでナンセンスかもしれないが…

やはり気合の入った電源周りのせいか消費電力は高い。今回GTX680とSSD1個、水冷を含めた冷却系一式でidle実測120W(CPU定格動作 GOLD電源)。

めっちゃ山盛りなZ87 Extreme11/acに同じCPUとグラボを搭載した時がidle100Wくらいだった。ので水冷ポンプ(8W)やファンで上乗せされているとしてもあちらはあちらでサウンドカードさしてたりLEDテープつけてたりしたから条件的には似たようなもの。つまりExtreme11/acと同等か以上、メモリ8本挿しのX99マザーといい勝負のidleの高さだ。

という訳で今回は組み込み済み状態から外せないので写真少な目でした。

  • 購入金額

    0円

  • 購入日

    2017年09月02日

  • 購入場所

    OCWORKS

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