デスクトップでないと
RyZenは計算/エンコードなんかはよさげだったので、エンコード用PCでも組んでみようかということになりました。ケースは基本デスクトップと決めているので、例えばLian-LIのC60なんかが理想ではないかと思いますが
・もう少し小型のものがいい
・メインでないから、できれば安価でおさめたい
という事情があって、安いデスクトップのなかで一番使えそうな本製品にしました。
非常にコンパクト。光学ドライブはギリギリ
ぱっと見た目非常にコンパクトです。特に奥行は普通のデスクトップケースと比較して10センチぐらいは短いと感じます。
構造的には、
・クーラーの手前に光学ドライブ搭載ケージ、
・光学ドライブ取付ケージの下に3.5インチ。
・光学ドライブケージの手前、
・前面パネルの裏側に立ててもう一台3.5インチ
・電源ユニットの前、ケース底板に2.5インチ
という感じです。クーラーとの干渉を考えると光学ドライブはおそらく奥行175ミリが限界。170ぐらいに抑えたほうが吉だと思います。詳しくはメーカーのマニュアルを参照ください。
http://www.silverstonetek.com/product.php?pid=488&area=jp
また、電源ユニットは排気を中側外側どちら向きにしても取り付け可能のようです。
もし、メインPCとして使うのなら、
-奥行の短い光学ドライブ
-M.2.のブートドライブ
-SATAのデータ保存用SSD
-3.5インチ大容量ドライブか、2.5インチの倉庫用HDD+SMART DRIVE
あたりが定番でしょうか。
RyZen一式
勢いで買ってしまったRyZenを収めます。
ビデオカードだけ何かに変えるかもしれません。
MB: AsRock AB350 Gaming K4
CPU: RyZen 1700X
SSD: Samsung ITMZHPU256HCGL-00000
HDD:Seagate FireCuda2TB
VGA: ZOTAC ZT-40602-10L
MEM: 32GB DDR4-2400(16×2)
PSU: PS-TR2-0500NPCGJP-G-V2
必要な機能を凝縮
デスクトップケースで問題になることは沢山ありますし、人によって優先順位は異なりますが、私の場合は以下の3点です。
・短いビデオカードしか入らない
・光学ドライブは奥行の短いものしか使えない
・トップフローのクーラーしか使えない
本製品は、短い光学ドライブしか使えないことを前提にして、
・フルサイズのビデオカードが入る
・135ミリまでの高さのサイドフローが入る
(天板ギリギリまで使えば145弱まで入る)
という2点を実現しています。
170以下だとパイオニアはたぶん無理でASUS BW-16D1HT/ LG BH14あたりなら何とかという感じでしょうか?
また、身体的な都合からケース単体重量は出来れば4キロ、最大5キロ以内を目安としてますが、本製品はそれもクリアしています。
音は漏れるが、風通しは良い
左右の側板はほぼメッシュで、電源と反対側に最初から一個、追加でもう一個12センチファンが搭載可能です。また、反対側の電源手前にも12センチファン1つ追加可能です。
強力に冷却できる反面、音は漏れ放題です。
背面にも80ミリ×2搭載可能ですが、内側に飛び出すので注意が必要かと思います。
あえて言うと、もう少し高級感がほしい
限られたスペースを有効に使えるケースだと思います。ただ、光学ドライブが割合ギリギリなので、あと3センチくらい奥行きがあっても良いかなという点と、スチールでこの軽さを実現しようとしたせいか、若干強度も低く感じます。値段が2倍になってもいいので、肉厚のオールアルミバージョンがあったらいいなと思います。
とはいっても、この価格でこの機能なら良い製品だと思います。
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購入金額
9,607円
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購入日
2017年03月08日
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購入場所
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