カメラは自分の趣味の一つだと自覚していますが、ものすごく機材に投資するわけではありません。本当に好きなものを少しだけという揃え方になります。予算にも限りがありますので、最新の高級レンズは買うことができません。フルサイズは夢のまた夢と諦めていましたが、キャッシュバックを利用できる機会もあり、広角〜標準域のレンズを使いたくてとうとう買ってしまいました。
持っている中で新品のレンズはキットレンズの24-120mmだけですが、中古のオールドレンズが楽しいなと感じています。写真にうるさい人には描写の甘いレンズだったりするかもしれませんが、もっぱら古いレンズをつけて散歩に出かけています。
ファインダーを覗くのが楽しい
デジタル一眼レフ自体は初めてじゃありません。オリンパスからE-1が登場した時に予約してまで買って、色々と持ち歩きました。土砂降りでずぶ濡れになっても全くトラブルもないし、小さな子供がいてカメラのことばかり気にかけていられない時期には気を使わなくていい本格的なデジタル一眼として大活躍でした。家族にはフラッシュも付いていない・簡単な撮影モードがない・重い等あまり好評とは言えませんでしたが、楽しいカメラだと今でも思います。
ただ、ファインダーはもう少し凝った造りでもいいんじゃないかと思っていました。
ニコンD750で初めてニコンのデジタル一眼レフを買いました。このカメラはフルサイズだからというのが強いかもしれませんが、フィルムの一眼レフのファインダーを思い起こさせます。被写体やそれを囲む空気感までファインダー越しに見えるような。写真が上手に撮れる気にさせてくれるカメラです。
マウントの設計が古いのも悪いことばかりではないなと
Fマウントは設計が古いからデジタルには向かないなんて、デジタル一眼の初期に聞いたような読んだような。そんなもんかいなと、心の底のどこかでちょっとだけニコンのカメラを敬遠していた気もします。一方、マウントの基本設計をずっと変えていないということは、古いレンズが普通に使えるということだということでもあり、それなら中古のレンズが豊富なんじゃないだろうかと。ま、そういうことですよね。
マウントの基本部分をなるべく変更しないで、デジタル的な機能を追加するのって多分設計するときには余計な苦労がある部分なんだろうと思います。その苦労を設計者がしてくれているおかげで、ユーザーとしては気軽に古いレンズが試せる。いいですねー。
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購入金額
228,029円
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購入日
2017年02月01日
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購入場所
マップカメラ
ホーリーさん
2017/04/26
古いレンズはレンズゴーストが酷かったりしますが、逆手にとってレンズゴーストを作風に生かして楽しめれば良いと思います。