※今回入手したのは180分録音対応のDT-180RAですが、Amazonへのリンクを作るために120分のDT-120RAで登録します。
最近コンパクトカセットの高音質テープが高値で取引されるようになっています。特にメタルテープの高級品だと1本のカセットテープが1万円以上で取引されることもあるほどだそうです。
SUONO辺りはまだ未開封品が結構残っていますので、個人的には価値があるといわれてもあまりピンとこないのですが…。
その一方で、カセットテープを超える高音質録音媒体として登場したDAT(Digital Audio Tape、ここでは回転ヘッドを利用するR-DATをこう称しています)は、結局広く普及することは無く、特に家庭用では使っている方が珍しいという存在です。
私自身主に使ったのはEXCELIA (AIWA) XK-009をはじめとするカセットデッキの方ですが、一応DATも買いそろえてはいて、一時期はカセットタイプのウォークマンの代わりにDATウォークマンを持ち歩いていたこともあります。
レビュー未登録ですが、SONY DTC-59ESJなどもまだ控えていますので、その気になれば充分現役レベルで運用出来る環境は整っています。
ただ、ハードウェアは揃っていても、意外と困るのがメディアの調達です。以前たたき売られていた10本パックなどは買ってあったのですが、長時間テープはなかなか入手しづらくなっているのです。
薄型テープは非対応の機材もある
特にメディアを買おうと意識していた訳ではないのですが、たまたま未開封メディアを録音時間数に関係なく540円均一で売っているところに出くわしたため、ストックが尽きていた長時間テープを買ってきました。
元々DATが登場したときには、120分テープまでしか用意されていませんでした。しかし、DATは意外とエアチェック(死語ですが、ラジオ放送を録音する行為をこう呼んだ時期があります)に使われることが多く、より長時間の録音が望まれたためか、ベースフィルムを従来よりも薄くすることによってより長い磁気テープを収納した、180分テープが登場します。確かDENONからは150分テープも出ていたと思います。
しかし、元々想定されていなかった規格であっただけに無理もあったようで、主にポータブルDATデッキでは180分テープに対応しない機材も少なからず存在していました。前述のDATウォークマン、WMD-DT1なども非対応機材です。
一方、据え置きのVictor XD-Z909などは180分も問題なく利用可能であり、以前も数本使っていました。さらにデータストレージ用のDDSも物理的にはDATと同じ規格のテープを利用しているため、XD-Z909で使っていたことがあります。DDS-1 90mが丁度180分テープとして利用出来るという形でした。
これまでDATウォークマン等で使う場合には買い貯めしてあった60分テープを主に使い、連続録音時に180分を使うという形で使い分けをしていますが、最近ではPCで直接Radiko経由の放送を録音する手段もありますし、出番という意味では激減していることは間違いありません。
今回このテープを買ったのも明確な理由がある訳ではなく、久しぶりに未開封品を見つけて何となく買ってしまっただけというのが正確なところです。XD-Z909などはまだまだ元気ですから、今後もたまにではありますが使っていきたいとは思っています。
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購入金額
540円
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購入日
2017年02月10日
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購入場所
HARD OFF
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