少し見えづらいかと思いますが、グラスの底部に「VR」と刻まれています。

これはベネチアングラス工房組合に所属している正規の工房が製作したガラス製品にのみ許された刻印だそうです。

特に口部にかけて絞込が施されているわけではありませんし、容量も小さめです。

流石に右の普及品のように口部強化が施されているわけではありませんので、口当たりは良いです。

少しだけ口部が反り返っているので、下唇に当る角度が良く感じられます。

しかし、ワイン自体の色を楽しむことはできません。

純度の高いクリスタルガラス製のワイングラスほどではありませんが、弾くと高めの金属系の音が響きます。

お金持ちが、いつものワインをいつものように楽しむ時に使うのが正しい使い方なのかな？

普段は食器棚の奥に仕舞ってます。