「スレッド立派PC」メイン機昇格プロジェクト?
今回構築したPCのシステムドライブとしてはM.2 SSD
を使用した。
接続としてはPCIe接続で、SATA 6Gよりも高速。ROG ZENITH EXTREME
の数少ない弱点であるSATAポートの少なさ(ハイエンドM/Bにもかかわらず6口)に縛られないし、コンパクト。
...ということでこれから数年戦うメインPC用としては適切な選択なのだが、M.2 SSDには熱問題が付きまとう。
集積度が高く、熱的に不利な位置に置かれることが多いため、高熱になり、サーマルスロットリングと呼ばれる制御が効いて自動的に作動速度を落としてしまう。
これを避けるためには冷却すればよいのだが、パッシブクーリングで一番一般的なのが、ヒートシンクの取り付け。熱源に熱伝導性がよく、表面積が大きいものを密着させることで、熱を拡散させ空気中に放熱する仕組み。
このM.2 SSDの熱問題は有名な話なので、サーマルスロットリングを避けるためにすでにヒートシンクが張り付けられた状態で売られているM.2 SSDもあるが、若干高価だし、逆にM/B側で用意された放熱機構が使えないこともあるため、つぶしが効かない面もある。
そのため今回は別にヒートシンクを購入した。
AinexのM.2 SSD用ヒートシンク、HM-21。
なにが良いかって?
これアルミむき出しなんですよ、奥さん(誰
アルミスキスキーとしては、下手に塗装してあったり、社名の入ったプレートが張り付けられたりしているよりはポイント高い。
...ただ、これ両面テープ取り付けなんだよね。一応、普通のものではなくて熱伝導両面テープではあるけれど、一般的に熱伝導両面テープの熱伝導率は1W/m・K行かない程度の性能。
使用法としては同封の熱伝導両面テープでSSDに貼り付ける設計
さらに両面テープを使うと、SSD表面に張り付けられているシリアルナンバーなどが記載されたラベルに「貼り付ける」ことになるため、保証期間中に修理に(というか、交換か)出す際に保証が効かないことがあるとか。
そこで貼り付けではなくシリコーン製輪ゴムで留める取り付け方法を採る「ヒートシンク放熱シリコーンパッド」
を挟んで固定する方法に方針転換。
ヒートシンクとSSDの間にシリコーンパッドを挟んでシリコーン輪ゴムで留める
これなら、熱伝導率5.2W/m・Kなので高い効果も期待できるし、同じメーカーの製品なので、サイズもピッタリ!
取り付けがライザーカードにしろM/BにしろM.2 SSDは「浮いて」いるので、輪ゴムは「通る」
これでサーマルスロットリング予防になるかな?
【仕様】
サイズ:W22×D66.5×H5.1mm
材質:アルミニウム
付属品:熱伝導両面テープ
だって、アルミの地肌が見えるんですよ?
M.2 SSDに付属しているものは、塗装されていたり、社名プレートが入っていたりする。
こっちは生ですよ、生。
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購入金額
730円
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購入日
2018年06月23日
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購入場所
ドスパラ
Picardさん
2018/09/19
私も試してみます。
cybercatさん
2018/09/19
どこかに売ってれば、これベンリですよ。