AUKEY USB充電器 PA-T15 のレビューになります。
以前、同社の5ポートUSB充電器PA-U33のレビューをしていますが……
今回のPA-T15とパッと見比べただけだと単なる色違いのようにも見えます。
実際どの当たりが違うのでしょうか?
便利に使える5ポート
先ずはパッケージ。右上のQuick Charge 3.0が目を引きます。
内容物は充電器本体に電源ケーブル、取説に保証書。
取説はマルチリンガルで日本語表記もあり。
Quick Charge 3.0 USB 出力の項目に注目。
それでは本体。本体側面にはAUKEYのロゴが。
本体サイズはW90mm x W60mm x D25mm。
PA-U33に比べ幅が4mm程小さくなっているようです。
前面のUSBポート部と、背面の電源部。
なおオレンジ色のUSBポートのみQuick Charge 3.0対応になっています。
USBポート部を拡大。
オレンジ色のポートにQCマーク、緑色のポートにAiPowerのマークが付いています。
充電風景。
残念ながら手元にQC対応機器は無いのでAiPowerによる充電です。
現状ではQuick Charge 3.0に対応している機器自体が僅かしかありません。
→ QualcommのQuick Charge対応機器リスト(PDF)
スマートフォンに限定すると、本当に数えるほどしかありません。
と言うのも、そもそもQuick Charge自体が米国Qualcomm(クアルコム)社が開発したスマートフォン・タブレットを高速で充電できる規格なので、QualcommのSoC(Qualcomm Snapdragon)を採用していないスマホでは利用できないんですね。
と言う訳で、現状ではスナドラ搭載しているミドルアッパークラス以上のスマホのみが恩恵を受けられる訳です。(当然の如く、何故か日本でだけ大流行なiPhoneも漏れ無く対象外です。)
ローエンドクラスのスマホだと価格的な問題からスナドラ採用は難しいのに加え、最近日本で爆発的にシェアを広げているHuaweiは自社SoCのKirin押しなので、なかなか広がる気配がありませんが、日本市場への参入が期待されているXiaomiは対応製品が多いようなので、近いうちにQuick Charge対応機器も増えるかもしれませんね。
ちなみにDoCoMo端末で「急速充電2」等の記載のあるスマホに関してはQC2.0対応なんだそうです。
QC3.0程でなくとも、QCの恩恵を受けられる機種ですのでお持ちの方は今回のPA-T15は要チェックですね。
なお、QCの恩恵を受けるには充電する機器がQC対応であることは当然として、接続するUSBケーブルの方もQC対応でないと駄目なようなのでご注意を。
QC非対応機器でも「AiPower Adaptive Chargingテクノロジー」により適切に最速で充電してくれるので、充電に時間がかかって困るような事はありません。
しかし、最近USB充電対応の機器が増えまくりなせいで、USB充電器が複数必要になりますね。
一箇所集中ではなく、いくつかの場所に置きたいので私的には5ポートが一番重宝します。
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購入金額
2,599円
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購入日
2017年06月09日
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購入場所
Amazon
L2さん
2017/06/18
全く無いのなら、就寝時に真っ暗闇にして寝る私でも、使えるなあ、と思ったので。
Sheldan Cheungさん
2017/06/19
L2さん
2017/06/19
良かった。
こういう商品って、充電時に光ったりするものがあったりするので、就寝時に充電して寝る時に困りそうだな、と思っていたので。
早速、購入しようと思います。
コメント欄にてお騒がせしました。