Astell&Kern製のDAPは、一定以上の価格のものには標準でキャリングケースが添付されています。
AK100IIは第2世代のローエンドモデルではありますが、それでも発売当初は10万円クラスという決して格安な品ではなく、メーカーロゴ入りのPUレザーケースは添付されていました。
このケースは純正だけあり機能性という意味では文句はありません。ただ一つ弱点と思えるのは、ちょっと格好悪いということでしょうか。PUレザーであるだけに、グレーの質感がどうにも安っぽいのです。
そこでAK100II向けにはいくつかサードパーティー製のケースが用意されているのですが、その中でも日本ではAstell&Kern正規代理店のアユートが取り扱っていて、入手性が良いのがMITER製のケースです。
先日アユート直営のWebショップ「アキハバラe市場」で、主にPCパーツ系のアウトレット市が開催されていたのですが、その中で数少ないオーディオ系の処分品として売られていたのが、AKシリーズDAP向けのケースでした。先日購入したAK Jr向けの純正ケースと比べればそこそこ値は張りますが、買っても良いかと思える程度には下がっていたので購入してみることにしました。
そこそこしっかりとした化粧箱に入っています。革製の二つ折り財布でも入っていそうな外観です。
中にはケース本体が保護袋に入った形で収められていて、アユートによる日本語の保証書もきちんと添付されていました。
質感や機能性はなかなか良い
とりあえずケース本体を確認してみましょう。
本革製で、革自体の厚みはそれほど無いようです。丁度Pioneer XDP-100Rの純正ケースがこれに近い厚みや質感でした。内側はしっかりとした内張があります。
最初「?」となったのは、背面がこのようになっているということでしたが…。
このようにスタンド型ケースとして使うことが出来るということのようです。動画プレイヤーではありませんし、どこまで必要性があるのかは謎ですが…。
スタンドを使わなければ、見た目はごく普通のケースです。どうせならスタンドよりはフリップカバーの方が実用性は高かったかも知れません。私のAK100IIは結構アバウトにバッグに突っ込んだりしていますので、画面保護フィルムには結構くっきりとした傷が入ってしまっていますからね。
とはいえ、純正のPUレザーケースも画面保護機能がある訳ではなく、特に機能として劣っている部分はありませんし、本革製だけに質感も10万円クラスのDAPには相応という辺りは確保されています。
純正品で満足出来ていればそれで良いのですが、純正品よりももう少しだけ格好良いケースが欲しいというニーズにはきちんと応えた製品ではないかと思います。
-
購入金額
2,480円
-
購入日
2017年01月31日
-
購入場所
アキハバラe市場
harmankardonさん
2017/01/31
jive9821さん
2017/01/31
実物を見ると、(購入)価格相応という感じでしょうか。かつて用意されていた純正本革ケースの方が質感自体は上ですね。
今回は本革ケースとして充分格安だったと思うので、とりあえずは満足しておきます。