かなり久しぶりに、SanDisk製の並行輸入品USBメモリーを購入しました。microSDメモリーなどは割合頻繁に買っていましたが…。
USBメモリーは読み出し性能を明記して速度性能をアピールするものが多いのですが、この製品も「UP TO 150MB/s」とされています。実は購入店ではもう少し安く売られていたSanDisk Ultraもあったのですが、表記性能がこちらの方が良いこと、そしてイメージ的な問題がありこちらを選択しました。このイメージ的な話は後述します。
本体は薄くて小さいという、鞄に入れっぱなしにしても邪魔にならないものです。見た目の質感も、如何にもプラスチック然としている無印Ultraよりは良好といえるでしょう。
書き込み性能が物足りないが、読み出しは公称値をクリア
それでは、速度性能を確認してみましょう。
いつも通り、Ryzen 9 3900を搭載したASUS X370-Aに接続して、Crystal Disk Markを2バージョン実行します。
シーケンシャルリードは、公称値である150MB/sをクリアしていてなかなかの高水準です。ランダムリードについても4KBで7MB/s以上をコンスタントに記録していますので、十分優秀な結果といえます。
しかし、シーケンシャルライトについては率直にいって物足りません。60MB/s程度は確保していますので決して遅いわけではないのですが、シーケンシャルリードの約4割しか出ていないということを考えると、もう少し頑張って欲しいところです。
並行輸入品でベンチマーク実行後壊れなかったことが収穫
最初に述べた「久しぶりの並行輸入品」という理由が、かつて購入して散々だったこちらです。
Crystal Disk Markを2回実行したら確実に壊れるという、凄まじい耐久性を誇った製品でした。初期不良で販売店の初期不良対応をしていただいたのですが、先方で動作確認を取ってから送っていただいた個体でも全く同じように壊れたのですから、製品自体の問題だったのでしょう。
この件以降は、SanDisk製USBメモリーを購入するときには必ず国内正規品だけを選んできました。正規品であれば長期間のメーカー保証がありますし、結果的に正規品として購入した同系統の製品は全く壊れていないということがあります。
今回は実は掲載した分以外にも何度かベンチマークテストを走らせているのですが、それでも特におかしい点は見当たりませんので、恐らく世間並みの耐久性は確保できているということでしょう。信頼性さえ水準レベルが確保されているのであれば、十分にお買い得な製品だと思います。
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購入金額
1,030円
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購入日
2021年06月10日
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購入場所
ドスパラ
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