2016.12.16 【実写サンプル】追記
先に海外で発売されていた、一台で 3つのフィルター効果を楽しめる交換式レンズになります。
(海外では 2016年10月26日、日本では 2016年12月9日発売)
ソニーEマウント、富士フイルムX、マイクロフォーサーズ用の 3種類が出ており、今回はマイクロフォーサーズ用を購入しています。
Lensbabyは以前に兄に借りて使った事があるのですが、
描画が面白いのですが、マニュアルフォーカスなのでファインダーや液晶でしっかり焦点が合っているか確認出来ないと辛いです。
当時は Canon 20Dを使っていたので大変でしたが、今回は PEN E-P5で使うのでピントが合っているかどうかの確認も簡単です(^^
価格はそれなりにしますが、一つで 3種類の効果が使えるならお得ですね。
何より、スコープドックの様なギミックは所有欲をくすぐられます(^^;
結構でかい!
まず箱を開けて「えっ?」と思うのが、レンズがそのまま箱に収められてます。
ボディ側は窪みに挿し込まれ動かないようになっているとはいえ、袋などにも包まれていないのは日本製では考えられませんね。
そういえば兄から借りた Lensbabyも箱にそのまま入っていたけど、別に兄が袋を捨てた訳ではなかったんだな、きっと(^^;
ちなみに Lensbaby社はアメリカ合衆国オレゴン州に本社があり、国内ではケンコー・トキナーが取り扱っています。
レンズの下には、説明書、保証書、ステッカー、収納袋が入っていました。
説明書は A4サイズのモノを細かくたたんであり、簡単にカメラの操作(絞り優先モードで使う旨解説)と画像サンプルがあり、11か国語で書かれている事もあり大した事は書かれていません。
まぁ特殊な形状なので、レンズの説明書としては結構書かれている感じです。
そしてキャップを外すと
回転式の 3つのレンズが現われます。
中心のレンズが使用されるわけですね。
金属製の胴体を回すと内側がせり上がってきて、距離合わせになります。
赤矢印先の白い線に合っている数値が距離及びレンズ先の文字がフィルター効果になります。
フィルター効果の変更は、レンズ先端の黒い部分を回転する事で行ないます。
各効果の位置で軽くロックされるので、撮影中に動いてしまう事はありません。
というか少し硬めなので、内側のレンズを触らないように注意して回転させます。
ボディ側のネジを見て貰えば分かりますが、回転機構があるので結構大きく直径約70mmあります。
実際に装着してみると
ボディの高さを超えてしまって、下に置くと後傾になってしまいます(^^;
まぁ今回は撮影のために外していますが、通常シュープレートを着けっぱなしにしているので高さは良いのですが、プレートとレンズが干渉してしまいます。
後にズラして取り付ければ干渉はしませんが、今度はプレートが液晶と干渉してしまいます。
うちではマンフロットの三脚で統一しているためで、うち独自の問題ですが残念です。
回転機構を上に持ってきてレンズを楕円形にするとか出来ないのかなぁ。
少しでも小さい方が持ち運びも楽なんですけどねぇ。
一つのレンズで 3つのフィルター効果を楽しめる
焦点距離28mm、F3.5絞り固定になります。
マイクロフォーサーズでは 35mm換算では倍になりますので、焦点距離は 56mm相当になります。
一番の特徴は先端のレンズを回転させる事により、「Twist」「Velvet」「Sweet」の3つの効果を切り替えることができます。
それぞれ以下の様な効果があります。
Sweet:周辺に向かって流れるようにボケる
Twist :周囲が渦巻くようにボケる
Velvet:滑らかに柔らかくボケる(ソフトフォーカス)
実写サンプルを後ほど載せますが、製品ページにもサンプルが置いてありますので興味がある方はどうぞ。
トイレンズって腕よりセンスを問われるので苦手ですが(腕もありませんが(^^; )、適当に撮っても面白いモノが撮れそうでワクワクします。
【実写サンプル】
カメラは先に書いた通り PEN E-P5を使って撮影します。
このカメラではマニュアルフォーカス時に簡単にピントが合っているかの確認が出来るので、前に Lensbabyを使った時より遥かに楽になりました(^^
まずは大体でピントを合わせ、拡大機能を割り当てている操作(私は Fn ボタンに割当)を行なうと、液晶内に四角い枠が出てきます。
この枠をカーソルキーでピントを合わせたい位置に合わせ、再度ボタンを押すとその部分が拡大されます。
この状態で、合焦点の微調整を行ないます。
また PEN E-P5は 5軸のボディー内手ぶれ補正機能を有しているので、F3.5では暗くなりがちな室内撮影でも手持ちで問題ありません(^^
そして室内をパシャパシャ撮ってみたのですが、液晶で見る分には Velvetの効果ははっきり違いが分かるものの他の違いが分かり辛く心配しましたが、実際に PCに持ってきたら違いが分かり安心しました(^^;
ということで、ここから撮影したものを載せます。
画像は Aモード(絞り優先モード)、 ISO 100で撮影した jpeg画像の長辺を 1000dotに縮小したモノになります。
まずは魔窟デスク(室内)から
背景によって、Sweetと Twistの効果の違いが分かり辛いです。
続いて外での画です。
背景が単調で分かり辛いですが、壁が凸凹しているので Twistの周囲が流れているのが少し分かりますね。
今回のが一番効果の違いが分かり易いですね。
背景との距離があり、ゴチャゴチャしているほど Twistは効果が分かり易いようです(^^
2016.12.16 追記
旅行先で、海岸、市街を廻って撮影してきました。
Twistの効果が弱い感じで、なかなか Twistに合う画が撮れません...
まぁ、私の腕というかセンスの問題でしょうが、もっと強くグルグルうずまき効果が出せると面白いんですけどねぇ。
この辺はマウントによっても違いはあるかと思いますので、あくまで Pen(マイクロフォーサーズ) + Trio 28 でこんな感じかというのを見ていただければ。
以下、画像の長辺を 1000dotに縮小しただけです。
あえて効果名は入れません、当てて下さい(^^;
結構効果を切替えて撮影していたんですが、選ぶ画像は Lensbabyオリジナルの効果に近い Sweetばかりになってしまいました(^^;;;
楽しい(^^
トイレンズって楽しいのですが、いろいろ効果を試すにはその度交換しなくてはいけないので面倒ですが(そう言う者が交換式カメラを使うのもナンですが(^^; )、レンズの先を回転させるだけで違う効果を試せるのは便利です。
最近のデジカメはカメラの機能としてフィルター効果がありますが、やっぱり機械的に処理したモノより実際のレンズで効果を出したモノは良いですねぇ(^^
あとフィルター効果を変えるのには電源は入れっぱなしで良く、この時切替り時はどうなっているのだろうと気になっていたのですが、回転途中の位置で撮影が行えます。
これはこれで被写体によっては面白いのが撮れそう。
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購入金額
34,300円
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購入日
2016年12月09日
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購入場所
ヨドバシ・ドット・コム
kensanさん
2016/12/11
atsuo@tokyoさん
2016/12/11
まずこのギミックが面白いですよね。
持っているだけで見せびらかしたくなる(^^;
最初カメラの液晶で Sweetと Twistの効果の違いが分かり辛く焦ったけど、背景によってハッキリ違いが分かります。
明日(既に本日)泊りの忘年会があり、どうしても今日中にアップしておきたかったんですよ。
旅先で撮影したモノも後日アップ予定です。