ゼンハイザーのヘッドホンはHD650、HD598を愛用しています。

HD500シリーズが新製品として発売されたのでHD599を購入しようかと考えていました。

店頭で試聴出来る場所があったのでHD599とHD579を聴き比べしたところ

HD599は589の後継機だけあって音場の広さ、解像度の高さは申し分ないと感じたのですが

HD579は589で物足りなかった低域の弱さ、若干刺さる高域を改良したかの様な音質、あまり見掛けないグレーのボディーに魅かれ今回はHD579を購入しました。

ゼンハイザーの特徴である耳を覆うような卵型のイヤーパッドは新製品でも健在。

ベロア素材の卵型イヤーパッドと頭部の圧迫感もなく長時間付けていても全く疲れや痛みを感じないのがゼンハイザーのヘッドホンです。

ケーブルは脱着可能でリケーブルも出来ます。

肝心な音質ですが、高域は若干抑え気味、中低域を少し前に出した様な感じです。

オープン型なので低音の抜けや伸びも良くドンドンではなくズンズンと迫力と厚みがある低音になります。

かといって全く高音が出ない訳ではありません。

耳に刺さらない程度の高音が聴き疲れを軽減し伸びの良いフラットな音を出してくれます。

私はロック、ジャズ、ボサノバ系を良く聴いていますがロックの激しい音やボサノバの優しい感じの音も満遍なく鳴らしてくれるのでジャンル問わず愛用出来るヘッドホンだと思います。

着け心地の良さ、高音質の音と弱点が見つからないHD579は何方にもオススメ出来るヘッドホンだと思います。

最後までありがとうございました。