TBSラジオ・たまむすび火曜日 町山智浩のアメリカ流れ者で教えていただいた
2016年最高傑作 映画この世界の片隅に
公開初日には間に合いませんでしたが、2日目レイトショーで鑑賞してまいりました。
愛する人と見てほしい
自分がまだ見ていないのに、周りの映画好きを見つけては片っ端から鑑賞を勧めてきた毎日です。
多くの友人は、「火垂るの墓」みたいな映画なら、すすんでみたくない と云います。
私にしても、町山智浩さんの評論を聞く限り、その心配はないと思うよ と弱気な発言しか
出来ません。
明日から皆に勧めるために、まず自分が観なくちゃね。
家内と一緒に出かけたかったのですが、公開館が少なく、少し遠くまで行かなければならない上に
レイトショーから帰宅すると午前様になりますし、泣くような映画はちょっと、、、、
体調がすぐれないとのことで、おひとりさまで出かけることになりました。
でね。
映画館で2度同じ映画を観る習慣は無いのですが、それが家内と一緒なら、もう一度観たいです。
心の底からそう思いました。
できれば愛する人と見て欲しい。
そうして、改めてその愛する人と過ごした時間、これから過ごす時間、
自分たちが過ごしたその世界の片隅を思い出して欲しいです。
目を伏せたくなるシーンがあったはずの映画ですが、目をつむる必要はありません。
泣かずに済むかもしれません。
少なくとも泣くために見る映画では無いと思います。
主題歌が「悲しくてやりきれない」だということを知っていましたので、とても悲しい場面で流れるのかと思っていたのですが 違いました。
なるほど。
繰り返し同じメロディ・歌詞で観客の涙腺を刺激する仕組みはありません。
素晴らしい演出でした。
良い意味で裏切られた という言葉は 今日使うべきだと思いました。
スゴイ素晴らしいとは聞いておりましたが、主演のすずさんをアテレコした能年玲奈さんは
本当に素晴らしい。
きっとご本人も誇りに思っておられるでしょう。 素晴らしかった。
もちろん、脚本・画・音楽・演出・編集・声優さん・その全てが素晴らしいと思います。
今、自分にとって、この映画がどのように位置づけられるのか?
まだ判りません。
軽々しく評価することは避けたいと思っております。
ただただ、いま申し上げたいのは
愛する人と一緒に観て欲しい、 ということです。
幸せなことに両親は健在なので、(そして年齢は主演のすずさんに近い) 少し公開館が遠いのですが、観てもらおうと計画を練ろうと思ってます。
あの時代を生き抜いた人に観て欲しい。
その時代を知らない人にも観て欲しい。
みんなに観て欲しい。
素晴らしい映画です。
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購入金額
0円
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購入日
2016年11月14日
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購入場所
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