ホンダGD3フィット1.5Tフルモデューロverに乗っておりました。
まずはスペックを
Honda SOHC 16valve L15A VTECエンジン
110ps/14.6kg
燃費10・15モード リッター20km/L
となります。
運転しててハンドルは軽く、狭い道などでの操作は非常に楽です。
ミッションはCVTですが、これがまた面白い仕組みで
通常の4ATや5ATや最近のCVTはトルクコンバーターを使用しますが、
このGD型(初期)モデルのCVTはトルクコンバーターを使用せず、
ホンダ独自のホンダマルチマチックSというシステムを使用しており
簡単にいうとミッション自体はCVTですが、スタートクラッチというものが存在し
マニュアルミッションと同じ構造で、クラッチを繋げて伝達していくシステムです。
ですので通常のATと比べてクリープの速度が低いです。
先ほど言ったスタートクラッチですが、この構造により持病もあります。
それがかなり有名となったジャダーです。 これはなぜ発生するかと言うと
先ほどのスタートクラッチに問題があるのです。
発進する際にはマニュアルでいう半クラッチの動作をコンピューターで制御してクラッチを伝達
していくのですが、ミッションオイルなどをホンダ純正品以外や交換せずに乗ると
スタートクラッチに汚れが溜り、スタートクラッチを痛めジャダーが発生します。
ミッションオイルを定期的に交換すると何も問題なく走れます。
ミッションその物自体はとても良いものと思っています。
続いてはこちらのフィットの1.5Lモデルについている
7速スピードモードです。
ミッションはCVTですが、無段変速機を7速の変速をコンピューターで作っていきます。
こちらのシステムは7速ATモードと7速MTモードの2つのモードが存在します。
7速ATは高速の合流や山道の上りなどで使用出来ます。
7速MTは高速で合流や追い越し、山道でのエンジンブレーキに使用出来ます。
まずは7速ATの使用感をお伝えします。
まずは街乗りからです
信号待ちで7速ATモードにするとメーターに7速のインジケーターが出ます。
発進すると回転が上がり、1速→2速ってシフトアップしていきます。
速度的には60キロクルーズで5速~6速って感じです。
ただし、コンピューター制御で1400rpm以下になると自動的にシフトダウンしてしまいます。
こちらはMTモードも同様です。
ただしシフトダウンしないように回転を1800rpm~2500rpmで走るのでマフラーを変えているので多少うるさくなります。その分燃費も多少悪化します。
ただ、ATと同じなので一気にアクセルを全開にすると6速から2速へキックダウンする動作もあります。
アクセルを離すと2速から5速6速へとシフトアップします。
続いては7速MTモードです
7速モードスイッチを押し、ハンドルにあるシフトスイッチを押すと
メーターにシフトインジケーターの下にMのマークが点灯し、マニュアルモードになります。
こちらはホンダの面白いシステムで2速発進が可能となります。
1速だと発進してすぐにクラッチが繋がり、速い加速体制に入ります。
2速だと通常の発進のように半クラッチの時間が長く、繋がっていく感じで2000rpm
付近で自分でシフトアップしていきます。
減速時も自分でシフトスイッチを押していき、ギアを下げていきます。
少し先の信号までブレーキを踏まず、1段ずつ下げていきエンジンブレーキを活用して
燃費向上にもつながります。
マニュアルモードで自分で適切なギアまでシフトダウンしてレッドゾーンまで
エンジンを回すことも出来ます。ですがコンピューター制御で6000rpm以上で自動シフトアップしてしまいます。
ですが有効回転域でかなり遊べます。
長距離で7速で一定速度をキープしていると
コンピューターが燃費向上のギア比になり燃費を上げることが出来ます。
高速などの長距離ではかなり使えるのではないでしょうか。
次はシートアレンジですが、
ホンダは燃料タンクが助手席の下にあるってこともあり後部座席を有効に活用出来ます。
ここがフィットの一番の売りではないでしょうか。
後部座席の座席を上げると、植木鉢などの背の高いものをおけたりします。
あとはタイヤも4本乗せることでシートを汚すこともありません。
背もたれを倒せば、スノーボードなども載せることもでき、コンパクトクラスにしては
かなりの自由度があります。
これも実際使用しましたが、引っ越しの際でも大変活用出来ました。
今回はこの辺で終わりたいと思います。
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購入金額
880,000円
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購入日
2008年09月頃
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購入場所
トヨタU-car 津山店
checkerflagさん
2016/11/07
ファミリーカーでも、スポーツタイプは良いですよねえ。
よっちゃんさん
2016/11/08
ですね、このエンジンは最大トルク値のエンジン回転数が4800回転なので上まで回してパワーを出すエンジンとなるので、最大トルク値からレットゾーン付近の6000回転でシフトアップすると
最大トルク値を外れることなくエンジンを有効に回せます。
みっちゃんさん
2018/02/18
最近はみんカラとか車イジリもしてないですが、クルマのレビューを見ると見ちゃいますね。
カオス バッテリーを装着は通ですね(^^♪