8千円以上する純正品に対して、こちらは約2千円と大きな価格差があります。さすがに同等の使い勝手や品質感を求めるのは酷でしょう。

ACプラグ側に全て集約された構造です。先端がケーブルになっていないのはやや不便ですが、最悪の場合短いAC延長ケーブルとの併用で何とかなるでしょう。

出力は12V 3.6Aであり、実は標準添付のものよりも大きくなっています。総合的に考えれば同じスペックであった方が良いのでしょうけど…。

写真だとわかりにくいのですが、通電を示すランプが緑色で、純正品よりも大幅に安っぽく見えます。実際に安いので文句は言いませんが…。

また、純正アダプターはUSB電源出力端子を備えているのですが、こちらは単機能なアダプターであり、そのような気の利いた装備はありません。

まあ、今回はきちんと必要な電力が出力されていればそれ以上は求めないというスタンスですので、これで特に問題はありません。強度については使ってみなければわかりませんが、純正品が端子形状による負荷の集中で破断する訳ですから、これにも多くを望むのは酷かも知れません。本体を長く使うつもりであるのなら、もう少し予備品を揃えておいても良いのかもしれません。