先日登録した、BRIMAR(STC)の5R4GY。
1本しかなくて使用出来ずにいましたが、やっとペアを組めるようになりました!
といっても、実は合計で4本買ってるんですが(爆
今回購入したのは、軍用のコードであるCV717という印刷が入ったもの。
メーカーはBRIMARで同一です。
というか、よく見たら最初に登録したのも同じ軍用のCV717な気がしてきた…。
コンシューマ向けのものは袴部分にBRIMARの印刷があるのですが、軍用のものはガラス面にCV717の印刷が有り、袴は何も記されていません。
軍用コードが印刷された管面。
この印刷ってものすごく取れやすいので、綺麗に入っている品を見つけるのはわりと難しいです。
今回はNOS品を購入したのですが、綺麗に残っていて良かったです。
ただ、掃除するときにも注意しないとすぐに消えてしまうのであります…
軍用のもの独自の特長かは不明ですが、トップマイカに延びている2本のロッドに、筋交いのようにもう1本のロッドが固定されているのが、CV717の特長です。
おそらく強度を増すためだと思いますが、これが民生用の後期型?と思われる5R4GYだと無いんですよね。
こちらはもう1本買った、5R4GY。
中央のロッドが2本だけで、筋交いが取り付けられていません。
ゲッターもマグネシウムではなくバリウム合金になっているので、暗い色になっています。
ゲッターの形状もCV717はO型ですが、こちらの後期型?の5R4GYはD型ゲッターとなっております。
マイカの下部で釣られたヒーターが独特の形状をしています。
見ていて美しい管です。
さて、3本揃った(+1本輸送中)ので、さっそくアンプにセットして聴いてみました。
元々は5U4Gのアンプなので、そのまま差し替えると電圧上昇およびリップルコンデンサの上限が大きく異なるためNGなのですが、チョークコイルを使っているアンプなので整流管直後のコンデンサは無いことと、B電圧も低めな感じのアンプなので、大丈夫だろうと勝手に判断(危険
音の印象は、なんといっても解像度が高いというか、リアルさがぐっと増します。
また、ちょっと濡れているというか、しっとりとした印象が強くなります。
これとFIVREの6V6Gを組み合わせたら、めちゃくちゃ濃いサウンドになりました…
整流管で音がかなり変化するのは今までにもCV378や5U4G、5X4Gを使って体感してきましたが、この5R4GYというかCV717は素晴らしいです。
整流管は寿命が短いこともあるかもしれませんが、人気の管はどんどん値上がりしているみたいです。
このCV717も国内だとペアで25K円、あるいはもっと高値で売られているようです。
私は送料込みで8,000円くらいで買えたのでお得でしたが、今後は高騰してきそうですね。
今のうちにNOS品をもう少し買いだめておきますか…使わなくても将来高騰してそうですし。
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購入金額
8,000円
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購入日
2016年10月13日
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購入場所
eBay
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