10年来つかってきた、ホーザンのニッパーが完全にダメになったので、新調しました。
ニッパーなんて100均でも売ってるじゃん、ホームセンターで500円で売ってるじゃん…と思うなかれ。
それらの安物は、主にプラスチックなどの、非常に柔らかい素材を切るようにできています。
また、刃の合わせや、先端の合わせが非常に精密にできています。
これがMade in Japan
Made in Japanの道具といえば、品質と精度が売りだったと思うのですが。
気づけば名前だけの粗悪品がゴロゴロする時代になってしまいました。
しかしこのニッパーは、胸を張って世界に誇れるMade in Japanです。
精度も、切れ味も、使い心地も抜群です。
そして、良いけど高くて当たり前のスイス製・ドイツ製と違って安い。
マイクロニッパーとうたっていることからわかる通り、小型の精密ニッパーです。
なのに、1.2㎜の単線が切断可能。
高級なニッパーでも、こんなに太いの切れない商品がゴロゴロしてますから。
とても良心的。
ロボっぽいデザインがワクワクする
グリップがロボのようなデザインになっておりますが、それだけで他の製品より3倍よく切れそうに見えます。(そんなことはないですが^^;)
殺伐とした制作の現場で、こんなクールな工具があるだけで、作業が楽しくなります。
絶妙な握り心地
■箱から出して最初に驚くのが、握る工具にしてはスプリングがやたら弱いこと。
一瞬ヤバいの買ったかな…と不安がよぎりますが、さにあらず。
小ロットの基板工場なんかでは、一日中ニッパーで足を切るなんてこともザラにあります。
となると、ニッパーのスプリングの力如何で、疲労度が圧倒的に変わります。
■左右の刃のジョイントの精度も抜群で、遊び一切なし、超絶スムーズな動きで、高精度な切断と疲労軽減に役立ちます。
■グリップも、従来品のようにただラバーをかぶせただけではなく、握りやすさをよく考えられており、軽い力でパツパツ切れます。
プロの道具としては手ごろ
金属を切断できるニッパーとしては、2000円そこそこというのは実は手ごろです。
ぷちぷち切れる
切れないニッパーというのは、リードを1本きるたびにとりゃー!と気合を入れる感じですが、
このニッパーは本当に力を入れずに、ピョンピョンリードが飛んでいきます。
音もパチン、バチン!ではなく、プチプチいうだけです。
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購入金額
2,030円
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購入日
2016年10月09日
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購入場所
工具のさいとう
ちばとどさん
2016/10/10
細い線でも刃の先の方で、思ったところで切れたときの心地よさ。
こういう道具は、人に貸したくないですよね。
いぐなっちさん
2016/10/10
ヌルっと滑って、ちょっとずれたところでプチンと切れるのが普通になってたので、久々に爽快な気分を味わいました。
>こういう道具は、人に貸したくないですよね。
ほんと、その通りですね。