ショート基盤で出力端子が豊富
ケースの都合(デスクトップ)でショートサイズでないと厳しいのですが、1070のショートは2016年9月現在ではGIGABYTEのしか出ていませんでした。シングルファンというのとDPが少なかったので躊躇していたところ、DP×3の本製品が出たのでいってみました。以前使ってた同社の970ショート(ZT-90101-10P)とも簡単に比較してみます。
前代の標準環境にて
実は今すぐメインに組み込む気はなくって、年末に200番台組むための準備として購入したので、とりあえずは前の環境に入れています。この構成だとおそらくCPUが足かせになると思いますが。
MB : ASROCK Z97Extreme4
CPU: Corei7 4770S
MEM: DDR3-1600L 8G*4
VGA: ZT-90101-10P/ZTGTX1070-8GD5MINI01
SSD: Samsung MZHPU256HCGL-00000
Crucial CT1024MX200
HDD: HUS726060ALA640
OS: Windows7Pro 64
※ドライバはnVidia標準の最新(確か372.90)
全長は微増。でも高さが激増
もともと、MiniITX仕様といいつつ、170ミリよりはかなり大きいので、ケースは選ぶと思います。同じZOTACの970は全長が約205ミリ。本製品はだいたい210ミリなので5ミリほど微増です。ですが高さが結構高くなってしまっています。だいたい12~13ミリぐらいは高くなっているのでケースによっては厳しいのではと感じました。実際今使っているケースでは上に刺さる電源ケーブルを工夫しないと蓋を閉じることができません。
参考程度
実はもう最近ゲームはあまりしないのです。たまにWoTやらMWOやらをしてみる程度なので、本来は1060でも充分なのですので参考までに、3DMarkのFireStrikeとUltraです。(ベンチはさんざんいろんなところ公開されていますしね)
負荷が高いところではだいたい970の倍近く、低いところでは1.3~1.5倍の性能ではないでしょうか?
上が本製品。下が比較用970です。
同社の970よりは静か
970よりファン径なども大きく、セミファンレスらしいので、アイドル時、負荷時ともに970よりは静かに感じました。連続した負荷をかけつづけたときの状況は確認していません。
起動時の挙動は、一瞬回転してその後温度によってセミファンレスの停止に移行するようです。
ちなみに温度は、デスクトップのかなり窒息気味なケースで
Min 52度
Max 79度
ほぼ970と同じ(微減?)
WattsUPで計測した最大値で、
970: 252.8W
本製品: 242.5W
という感じです。
ほぼ同じ程度の消費電力ではないかと思います。
高さに注意。急がないなら各社出そろうまで待った方が吉
970とほぼ同じ消費電力で、1.5倍以上の性能が手に入るのであればためらうことはないのですが、高さの増加はケースの制約をより受けることになるので大変残念です。また1070のショートはこれからAsusやGalaxyなどからも出る可能性があるので、時間があるならそれらを待った方がいいと思います。値段についても2~3か月たてば1万円は安くなると思います。
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購入金額
53,784円
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購入日
2016年10月02日
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購入場所
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