レビューメディア「ジグソー」

smc PENTAX-M 28mm F2.8のフィルター枠の変形を直して使う

かなり大きくフィルター枠が変形してしまったレンズを300円でゲット。

実際は、保護フィルター(55㎜×2個、49㎜×1個)がついて送料込みで約800円を切る金額。

レンズには、前後キャップ無し。

レンズに傷は無し、前後のレンズの表面をクリーニングをして確認するとカビ無し。

ホコリは、年数なりにあるがそのま撮影しても問題なし。

問題点は、

 1.将来、分解メンテの時に前玉プレートを外せない(フィルター枠の変形の為)

 2.保護フィルターが取り付けられない(フィルター枠の変形の為)

 3.レンズキャップが取り付けられない(フィルター枠の変形の為)

     これに関しては、もともと手元に49㎜用のレンズキャップが無い。

     しかし、55㎜のレンズキャップは、予備がある。

欲しかった、このレンズを普通に使えるようにしていきます。

方法

 1.フィルター枠の変形を直して49㎜の保護フィルターをつける

 2.55㎜のレンズキャップをつけるように細工をする。

 

完成画像が下になります。

更新: 2016/09/26
修理してみました

意外と簡単に短時間でフィルター取り付け枠の変形の修復が可能

きっと、だれの家にもあるだろうと思われる意外なものが重宝しました。

その報告です。

 

下の写真のように酷く変形しているレンズを直します。

 

 

フィルター取り付け枠の変形を直す小道具は、

金属製の徐々に開いていく道具が売られています。

確か4000円以上したような記憶があります。

お金をかけずに直したいと思い いろいろ調べてみると

「割りばし」や「硬い木」でたたき出す方法がありました。

試してみることにしました。

 

用意したのは、

 

 硬い木です。

 爪を立ててもあまりツメ跡が残りません。

枠に充てる先の部分をカッターで削り枠の形にだいたい合わせます。

そして、先端を枠に合わせて木づちで少しずつたたいていきます。

しかし、硬さが災いして

木が欠けたり、割けたりしてたたいている途中で枠から木がすぐに外れてしまいました。

その時の木の先端の様子が下の2枚の写真です。

これでは、使えません。

 

では、次に上手く成功した方法を記していきます。

はじめに、

作業中、レンズに傷をつけることが無いように

ティッシュBOXのような紙を2枚用意してレンズ部分にかぶせました。

紙でなくても作業に邪魔にならない厚みの物であればOKだと思います。

下の写真は、2枚重ねで作業中に動かないようにマスキングテープで止めています。

 

 

今度は、割りばしで行います。

扱いやすいように 約半分の長さにカットします。

 

箸の先端は、太い方を使います。

太い方の先端を修正したい枠側にあてて木づちで叩いていきます。

 

少しずつ場所を変えながら変形した端の方から中央に向けて進みます。

レンズ本体の固定は、膝の上(太ももの上)に押し付ける形で行いました。

柔らかいクッションの上でも出来そうです。(今回は、していません。)

膝の上(太ももの上)のように 柔らかい上だと

木づちで打ち付けてもレンズ本体にダメージを与えることを避けれます。

 

割りばしの先端は、枠のカーブに大まか合う形にカッターで削ってから使いました。

あくまでも大まかで良いです。

何故なら、打ち付けていくうちにすぐに割りばしの先端が潰れてしまうからです。

 

また、叩いていると割りばしが中央から割れてしまいました。

それを補強するために マスキングテープで止めました。(下の写真)

割りばしは、初めに使った硬い木と違い

柔らかい木です。爪を立てると深く爪跡が残ります。

これだけ柔らかいとフィルター取り付け枠に食い込むようになり

作業中に割りばしが枠から外れることが無くなります。

作業しやすいと同時に保護フィルター取り付け用の溝を痛めることもありません。

 

 

時間をはかったのではありませんが

感覚的に約15分ぐらいで完成した感覚でした。

今回は、少し膨らんでしまいましたが

無事に49㎜保護フィルターが取り付けれるようになりました。

 

 

 

 

 

 

最後に 黒マジックでチョコチョコと補修して完成しました。

大満足!!

 

 

 

更新: 2016/09/26
試してみた

49㎜のレンズに55㎜のレンズキャップをつけてみる

手持ちに49㎜のレンズキャップがありません。

55㎜のキャップはあるのでこれをつけて持ち歩けるようにします。

55㎜の保護フィルターを活用します。

 

今回使うのは、ケンコー プロテクター 55㎜です。

 

 

付け方は、49㎜保護フィルターにかぶせる形で取り付けます。

将来のメンテナンスを考えて取り外しが可能な両面テープを使用しました。

しかし、この状態で取り付けてみましたが

接触面積が狭い為に使用しているとすぐにグラついてきます。

そこで、レンズとレンズ止めの金具を外すことにしました。

 

下の写真を見ると

レンズ止めの枠に隙間があることがわかります。

そこに細いドライバーを入れて外しました。

これによって レンズとレンズ止め分の厚みを接着面に使うことができます。

厚みがある両面テープを二重にして貼りつけました。

隙間から白いテープが見えますのでマジックで補修します。

しっかり固定されていてグラつくことは無くなりました。

55㎜のレンズキャップと取り付けて完成です。

 

ここで、

49㎜をやめてレンズに直接

55㎜保護フィルター(レンズ付き)を付けたらどうかとの意見が出そうです。

行ってみましたが

接触面積が狭い為に使用しているとすぐにグラグラしてきました。

 

  • 購入金額

    0円

  • 購入日

    2016年09月24日

  • 購入場所

22人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (8)

  • がじおさん

    2016/09/24

    すごい! こんなのきれいに直せちゃうんですね!
  • jakeさん

    2016/09/24

    おおー、直るんですねえ。
    今でも役に立つレンズなだけに、こういう修復ノウハウはありがたいですね
  • takamizuさん

    2016/09/24

    修理できてよかったですね。800円なら超お買い得ですね。
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