ゼネコンという言葉には、ネガティブなイメージが付き纏います。
利権、汚職、談合。
でも、社会の基幹となるインフラ整備や、史上初を競い合う高層建築など。
生活を支える重要な役割と技術の継承、そして進歩の為の技術革新とを兼ねる存在でもある訳です。
頭の固いおっさんの集まり。
というイメージを覆し、未来を実現する為に柔軟な思考で努力する姿勢を示したい。
そんな中で作られたHP上の組織?
それが、前田建設ファンタジー営業部です。
アニメの施設をガチの考察。それも、工法、工程や残土の埋め戻しまで想定するという徹底ぶり。
構造強度や実現性の考察については、空想科学読本などでも行っていますので、群を抜くほど目新しい訳では無いですね。
しかし、そこは建設会社のファンタジー営業部。
その設備の建設を請け負ったならば、いかに施工するのか。
どれだけの費用を請求するべきなのか。
を、本気で考えていくというスタイルで突出してきました。
更には、自社の守備範囲外の相談に行った日立造船も、ガチな見積書を出してくるというレベルでして。
最終的に出された見積書は、アニメ版の場所でのお話ながらも、土地と資金を用意できるならば、修正の上、実際に施工できるレベルで金額と工期が設定されています。
6年5カ月で、72億円。
安いなあ、と東京オリンピックの関連費用をみると思います。
こういう事にお金掛けてくれるといいのになあ、とかいうのはオタクだからですね、きっとw
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購入金額
1,337円
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購入日
不明
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購入場所
kaerkiさん
2016/09/23
オリンピックで使うプールをここで作ってもらった方が良いような気がしますw
L2さん
2016/09/23
この本の元になったHP上の記事が書かれた当時の技術を組み合わせたものですので、現実の土地の条件次第ではありますが、作る事が可能なのです。
多分。
>オリンピックで使うプールをここで作ってもらった方が良いような気がしますw
こういう発想ができる人達に関わってもらいたいですよね。