元々新しいグラボを買うつもりはゼロだったのだが、
サブPCがうんともすんとも言わず電源だけは入る状態だったため
原因究明のためやむなく購入。くそぅ・・・いらん出費だった・・・。
ややこしい!
トリアエーズ、スペックです
・製品名:MSI N730K-1GD5LP/OCV1
・GPU:NVIDIA GeForce GT 730
・CUDAコア:384ユニット
・メモリ:GDDR5 1GB
・メモリインターフェース:64ビット
・コアクロック:1,006MHz
・メモリクロック:5,000MHz(データレート)
・バスインターフェース:PCI Express 2.0 x16
・ディスプレイ出力端子:DL-DVI-D×1、HDMI 1.4a×1、VGA×1
・補助電源:なし
・消費電力:30W
・外形寸法:約145×69×20mm
・付属品:ドライバーディスク、ユーザーマニュアル、ロープロファイルブラケット
・型番:N730K-1GD5LP/OCV1
ask様製品ページより流用しました。
参考URL:http://www.ask-corp.jp/products/msi/graphicsboard/geforce-gt730/n730k-1gd5lpocv1.html
さて当製品の前にそもそもGT730という訳のわからないGPUの簡単な説明を。
まずクソややこしいことに「GT730」と名のつくGPUは3種類もある。
この時点で???なのだが、とりあえず簡単に違いを記すとこうである。
○低性能:Fermi世代GT730(DDR3_128bit)
○中性能:Kepler世代GT730(DDR3_64bit)
○高性能:Kepler世代GT730(DDR5_64bit)
ややこしいことこの上ない
ということでこれを型番以外から見抜く方法は、スペックのメモリを見るほかない。
当製品はGDDR5版のGT730なので、高性能GT730ということになる。
いやほんとFermi引っ張りすぎだよ・・・。
ローエンドと思ってなめていた
ということで写真をペタペタと
パッケージ。ローエンドらしく小さいパッケージという印象。
コチラが中身。しばらくこのローエンドの代表的な緩衝材を見ていなかった。
次グラボ本体・・・
!?
え、いやなんだこれ。白くてカッコイイぞこれ!
こちらが裏側。おお!?これ普通に好きだわカッコイイ!
ということでローエンドの割に驚きの白さだった。
そして最後がコネクタ類。
左からD-sub、HDMI、DVIである。ローエンドグラボでは標準的な構成。
今のところ不明
そもそもこれを用意したのは原因究明用。
つまりこれで電源をつけて問題なく映れば、はやくも検証用パーツの仲間入り。
ということでスイッチをポチッと
・・・
・・・・・・
めでたく何も映らなかった
ということでCPU自体が死んでるのか、C-MOSクリアでなんとかなるのか不明だが、
とりあえず要因を一個つぶすことができた。
もうしばらくこのグラボを使うことになりそうだ。
というかビープスピーカー買った方が安かったんじゃないかと今更ながら思った。
【2016/9/23追記】
とりあえず元気に稼働していた時のCPUとメモリに変更。
電源オン→ビープ「ピッ」→おまえついていたのか・・・
ということで全く何の問題もなく起動完了。CPUorメモリに問題があること確定。
おそらくメモリでしょう。
ということでかるーくベンチを取ってみましょう。
あれ?GT730って意外と頑張れる子?
ということでローエンドらしく「CinebenchR15」「DQ10」「FF14」のベンチをとってみました。
なお参考用にXEON E3 1285L v4の内蔵グラフィックデータも併記しておきます。
※左が当製品、右側がXEON内蔵グラフィックです。
【スペック】
○CPU:XEON E3 1225 v3
○CPUクーラー:メーカーPC標準
○M/B:ASUS B85M-E
○RAM: CMX8GX3M2B1600C9
○SSD1:SSDSC2BW240A401
○SSD2:SAMSUNG 840EVO 120GB
○HDD:PS4に入ってたHGSTの500GB
【CinebenchR15】
70.51fps/75.72fps
【DQ10】
標準品質
1280x720:14948(すごく快適)/12641
1920x1080:9410(とても快適)/10365
最高品質
1280x720:12638(すごく快適)/11535
1920x1080:7155(とても快適)/8145
【FF14】
標準品質
1280x720:9355(非常に快適)/10231
1920x1080:5252(とても快適)/5220
最高品質
1280x720:4112(快適)/4385
1920x1080:2338(普通)/2212
ということで内蔵グラフィックと比較してみたところ、
そこまで負荷がかかるものではなかった場合にそう大差はないという結果に。
ただし比較相手は内蔵グラフィックとはいえ、Iris Pro P6300ということを考えると大健闘。
そのため内蔵グラフィックから買い換える必要性があるのは・・・
GT730以降のグラフィックボードにする必要がある
という結果であるということにもとれるでしょう。
ということで64bitという狭いバス幅にもかかわらず、ライトゲームならまだしも
解像度次第では結構良い線まで行くというステキなグラフィックボードで
あることが確認できました。追記でもうちょっと重いゲームベンチも試してみたいね。
ローエンドといえど、白基盤は異色の存在
特にゲームをするようでもなく、検証用に買ったわけだが・・・
まさかこんなに基盤が白いとは思っていなかった。
組み込んでしまえば全く見ることはなくなるが、白いの好きな方にはオススメの一品。
ローエンドとはいえIrisPro相当の性能を持っているため、ライトなゲームであれば
そこそこ頑張ってくれるというステキなコスパを持ち合わせています。
補助電源を必要とせずロープロに対応しているため、古くなったPCのスペックアップにも
良いかもしれないですね。
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購入金額
0円
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購入日
2016年09月21日
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購入場所
下小川さん
2016/09/22
検証結果どんまいです… まあこのくらいの低消費グラボってテスト用に便利だし!
アラクレさん
2016/09/23
白基板+黒ヒートシンクで、非常に満足度が高いグラボでしたわ。
そして結局グラフィックボードを追加しても検証結果変わらず!だったので
検証用に使い倒してやるわ~くらいのつもりで所有し続けます。