NVMe SSDが台頭してきましたが、最近秋葉原にも入荷した、Samsung SM961を見かけたので買ってみました。
もちろんバルク品です。エアキャップ製の袋に入っているだけです。
SM961は、"Polaris"という5コア/8チャンネルの新コントローラと第3世代のV-NANDを採用した最新モデルです。
SM961は、民生品としては 960 PROという名称で間もなく市販品として発売になると思います。
参考までに、960 EVOは、PM961という型番らしいです。
Samsung M.2 SSDは、これ迄 XP941,SM951(AHCI),SM951(NVMe)と使い続けてきました。
パフォーマンス的には、その時々の最速クラスに位置するものでした。
発熱がちょっと気がかりでしたが、使っている間に熱暴走らしい動作もなく、安定して使用できていました。
今回は、既存システムのシステムイメージバックアップをとった後、SSDを挿し換えて、バックアップファイルを書き戻しました。
インテル(R) NUC キット NUC6i7KYKのレビューでも記載しましたが、インテルのドライバを読み込ませないと、復元先としてのドライブとして認識してくれませんでした。
512GBモデルなのですが、片面実装で、裏面にチップは搭載されていません。
SM951は何れも256GBだったので、片面実装は分かりますが、XP941は同じ512GB容量なのに、裏面の半分位はチップが搭載されていました。V-NANDも第3世代になると高密度実装になってくるのですね。
SM961には、1TBモデルもあるので、1TBモデルは両目実装なのでしょう。
片面実装で済めば、製造コストも低減できるうえ排熱面でも有利だと思います。
これまでの、XP941,SM951のパフォーマンスは、各々のレビューをご覧戴ければ分かりますが、これまで、デスクトップPCでは、SM951 NVMe 256GBモデル 2基を使ったRAID-0,インテル(R) NUC キット NUC6i7KYKでも、SM951 AHCI 256GBモデル2基を使い、RAID-0構成として、各々のチップセットの限界を探ってきました。
その結果、Z170 Expressチップセットを搭載したマザーボードに載っている PCIe 3.0 x4 M.2ソケットであれば、このSSDで、ほぼ帯域を使い切ってしまうことができます。
参考までに、Z170 Express(AsRock Z170 OC Formula)では、SM951 NVMe 256GBx2で
インテル(R) NUC キット NUC6i7KYKでは、SM951 AHCI 256GBx2で
でしたので、上記2つのベンチマークが、各々のチップセットのシーケンシャルリードの限界かな?と思っています。
まあ、これだけのスコアが出ているので、新たなチップセットにでもならない限りRAID-0は不要だと思います。
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購入金額
39,798円
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購入日
2016年09月30日
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購入場所
TUKUMOパソコン本店
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