Amazonで雑誌を注文するついでに、タイムセールで安くなっていたマウント変換アダプターを何となく注文してしまいました。
マウント変換アダプターには大きく分けて
・物理形状変換のみ
・物理形状変換+絞り制御対応
・物理形状変換+AF制御+絞り制御対応
と種類がありますが、この製品は物理形状変換のみというものです。つまり、電気的な接点や工学部分の細工が一切無く、最も無難に取り付けだけは可能というものです。もっとも、このような物理変換のみのものであっても、格安品にはがたつきや隙間が出来るような粗悪品が多いそうですが…。
この製品は販売価格としては最安値クラスなのですが、その割には比較的成型精度が良く、トラブルが起きにくいといわれているものです。
はっきり言って見た目の格好良さは全くありませんが、そこまで求めるような価格の製品でもありませんし、気にしないことにします。
絞りは開放となってしまうが、意外と使える
厳密には対応機種外(公式の対応機種はNEXシリーズのみ)なのですが、ボディーはα6000を使いました。
組み合わせたレンズは、Canon EF28mm F2.8です。実は本来はきちんと動くはずのEOS M3との組み合わせでAFがかなり怪しい動きになってしまう(EOS M3のレンズへの供給電力不足が原因とみられています)レンズです。その点、このアダプターを介して装着すれば最初からAF非対応なので気になりません。
とりあえず何も気にせず、1枚撮影してみました。
SONYのNEXやαシリーズは、MF動作時でもライブビューでフォーカス補助が働くため、MFでも意外とピント合わせに苦労しません。一応EVFでも確認してからシャッターを切りましたが、特にフォーカス調整を追い込む必要などはありませんでした。
絞りは開放となってしまいますので、レンズの画質はかなりシビアに要求されますが、このEF28mm F2.8は意外と良い塩梅に見えます。
EOSシリーズに装着した場合よりもボケの滲みなどは大きいのですが、元々さほどシャープに写るレンズではないだけに、この程度ならアリかなという感想です。
本格的に使うつもりであれば、最低でも絞り動作に対応するアダプターを用意するべきではありますが、気軽に買える値段で普段使えないレンズを装着出来るようになるというメリットは思いの外大きいものがあります。特にSONY EマウントのカメラはMFでのフォーカスが追い込みやすく、他のMF専用レンズなども試してみたくなる魅力があります。
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購入金額
1,469円
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購入日
2016年09月05日
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購入場所
Amazon
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