先ずはパッケージから。
とてもシンプルなパッケージで、メーカー名とイヤホンのシルエットのみ。

中にはイヤホン本体と取説、そして巾着袋。
と思ってたら、巾着袋の中に交換用のイヤーチップが入っていました。

木製ハウジングのイヤホン部。良い感じです。

リモコン部はボタンが1つのみ。
取説によれば1クリックで再生・停止、2クリックで次曲、3クリックで前曲。

ただiPhoneは兎も角、Androidは1クリックは動作しても2クリック、3クリックについてはAndroidの仕様により、端末側の実装に依存していると思います。（イヤホンの問題ではなく、Androidの規格・仕様によるもの。）

以前にも同社は木製パーツを使用したイヤホンを出していましたが……

Ariesの木製パーツがワンポイント的な扱いだったのに対して、今回のBH1105Mは木製ハウジングになっていて、全面的に木製感が出ています。

実際に装着してみるとイヤーチップの耳障りが良く、収まりも良いです。
遮音性に優れており、それもあってか音が大きく聞こえます。

中音部はそのままに、低音部が良い感じで強調されて音が広がります。

ロックやメタル系の低音ガッツリな曲だと響く感じで楽しめると思います。

低音部が強調されていても、ボーカル等の中音部が殺されている訳でもなく、ボーカルが聞き取り難いという事もありませんでした。

イヤホンを装着した状態でケーブルを弾くと、結構強めにケーブルノイズが響きます。

これについてはシュア掛けする事で回避は可能です。

シュア掛けする事でノイズが軽減され、ケーブルがこすれるような使い方をしている場合でも、ノイズが届きにくくなり、実用上問題の無いレベルになります。

形状的にもシュア掛けしてもイヤホンの左右を入れ替える必要なく自然に装着可能です。