Wistikiで出来る事は下記の通りです。

　・呼び出し音

　スマホから呼び出し操作を行う事で、本品からメロディが流れ場所が分かります。

　・逆発信

　本品から操作を行う事で、スマホからメロディが流れます。

　・距離センサー

　スマホアプリ上で視覚的に本品との距離が分かります。

　・GPS表示

　スマホアプリの地図上で本品の位置が分かります。

　ただし本品に GPSが組み込まれているのではなく、本品と Bluetooth接続しているスマホの GPSを利用し位置データがクラウドサーバに送られているようです。

　上記より位置情報はスマホと最終的に Bluetooth接続されていた位置になり、どこかで無くした時にスマホと一緒に持ち歩いていなければ、無くした場所は分かりません。

　ただし Wistikiアプリがインストールされたスマホが Bluetooth接続範囲内を通ると匿名で位置情報がクラウドサーバーに送られる仕組みになっており、Wistikiの普及率が上げれば上がるほど無くしたモノが見つかる確率は上がります。期待は出来ませんが(^^;

　・コミュニティ

　本品の付いた落し物を見つけたら、アプリから持ち主に匿名で連絡を取る事が出来ます。

　・電子リード（※）

　スマホと Bluetooth接続が切れると、スマホにメッセージが表示されます。

　・逆電子リード（※）

　スマホに本品が近づくとアラートが鳴ります。

※問合せを行なったのは、電子リードと逆電子リードがスマホアプリ上に無く

　「欧米のユーザーからのフィードバックをもとに、より精度の高いサービスを提供するため、

　　日本版は今月中のリリースを目指して、現在最終調整中」

　との事でした。

クラウドファンディングだし箱なども簡易的なモノかと思ったら、先の画像の通り結構凝ったモノが届きました。

考えてみれば既にフランスを始め日本以外では一般販売もされていましたね。

 少しだけ中が見えている箱を引き出しフタを開くと

 固めのウレタンにキレイに収まっています。

 本体を取り除くと下にユーザーガイドをスライドして開けとあります。

 横から引き出せるようになってます。

 添付品はこれだけで、詳細は Webで！ってか。

なんとなくオシャレな箱だったので、思わず箱だけ沢山写真を撮ってしまいました(^^;;;

本体サイズは、23 ｘ 62 ｘ 6 mmで 11gしかありません。

透明部分の色は 4色あり、本品はブルーを頼みました。

表面に窪みがありますが、ここは押せるようになっています。

背面には何もなく、後端にストラップホールがあります。

側面に名称と

各種認証等が印刷されています。
（シリアル番号かと思ってモザイク掛けちゃいましたが、来ていたメールを確認してみたら Telecの取得番号でした(--; ）

外観を見ると何となく分かるかと思いますが、ユーザーが本体を開く事は出来ません。

その代り、防水加工で重さも50Kgまで耐えられるようになっています。

電池は最大 3年もつそうで、電池が切れたところで寿命です。

既存ユーザーが電池切れで買い替える時には安価に販売する予定との事です。

パッケージに入っていたWEBサイトにアクセスすると、日本語ページも用意されておりしっかり製品マニュアルも用意されています。

　※製品マニュアル – Wistiki by Starck カスタマーサポート

動画の紹介もあり上記を見れば問題なく設定できると思いますが、折角ですので私が行った内容を載せます。

まずスマホアプリ「Wistiki by Starck」をインストールします。

（iOS版と Android版があり、今回は Android版の設定です）

インストールしてアプリを開くと、ガイダンスページが表示されます。

Wistikiを使用するには、常に Bluetoothを”オン”にしておく必要があります。

「スタート」をタップする事で、ログイン画面が表示されます。

Wistikiは複数のデバイスとリンクできるので 2台目以降のスマホで利用する時やアカウント作成後に「接続」を使います。

ここでは「新しくアカウントを作成する」をタップします。

名前、メールアドレス、パスワードを入力し、利用規約への同意をするとメールが届きます。

メール記載のアドレスを開くとアカウント作成の完了ページが開きます。

メール確認は別途PCで行ないました

スマホで Eメールとパスワードを入力するとペアリング画面に移ります。

真ん中のアイコンをタップすると本体の窪みを長押しするよう指示されます。

この時スマホの Bluetoothはオンにしておきます。

本体から音が出たら「次へ」をタップします。

本体が見つかるとペアリング作業が行われます。

今回ペアリングした Wistikiの名前と色を設定します。

色は本体の色とは関係なく、あくまで本体を認識し易い様に名前と色を任意に設定します。

入力したら「次へ」をタップします。

更にスマホアプリ上で個別認識し易い様にアイコンも変更できます。

写真も選択できますが、「アイコンを選ぶ」をタップするとあらかじめ用意された使用用途に適したアイコンを指定できます。

今回私はカギに付けておくので、既定のままのアイコンを使用しています。

アイコンを決定し「次へ」をタップする事で、ホーム画面に移ります。

初期設定後、アプリを開くと本画面になります。

先ほど指定したアイコンと名前（voila）の下に国名と bluetoothが接続された時期が表示されます。

ホーム画面でアイコンをタップすると詳細画面が開きます。

下部の黄色矢印の先をタップすると最後に接続された位置が地図上に表示されます。

消防署に行った時に開いてみましたが、正確ですね(^^

そして先の画面でベルのアイコンをタップする事で、本体からメロディが流れます。

この時画面では本体との距離が表示されるのですが

すぐ横に置いておいてこの長さでは、全く距離は分かりませんね(^^;

ホーム画面の右の方にあるベルのアイコンをタップしても同様に音を鳴らせます。

9月半ば現在では、電子リード機能は未だアプリに搭載されていませんが、距離センサーもより正確になってバージョンアップされていると良いのですが。

そして本体からスマホを探す（音を鳴らす）機能も試してみたところ、問題なくスマホからメロディが流れました。

先に書いた通り購入価格は 3個セットの価格ですが、あくまでクラウドファンディング時の価格で、一般販売時には 1個 9,000円強になる様子です。

（クラウドファンディングでは 1個 3,900円の出資を募っており、そこには一般販売価格の

　57%引きとなっていたのを元に計算しています）

現状似たような製品は 2,000円前後で販売されています。

防水・耐荷重の優位点があるにしても、あまりに高過ぎでしょう。

（他にも他のWistikiユーザーのデバイスを介して本品を見つけられるという利点もありますが、現状の日本でのユーザー数を想像するに皆無に等しいでしょう）

価格は置いておいて機能を見た時、便利ではあります。

部屋の中でスマホや本品をどこに置いたか探すのに音で場所が分かるのが一番分かり易い利点ですが、外でこそ真価を発揮します。

カギ等に付けておいて落としてしまった時にはスマホアプリの地図で落とした場所が分かります。

本品とスマホが一緒入ったカバンを落としてしまっても、PCからも探す事が出来ます。
（9月半ば現在では、まだ WEBアプリは公開されていません）

大きな駐車場を利用した時に本品を車の中に置いておけば、同様に車の場所を見つけられるでしょう。まぁ、国内でそんな大きな駐車場を使う機会がどれだけあるかわかりませんが。

現状ではまだ日本ではアプリに機能が追加されていませんが、電子リード機能も面白そうです。

外出時に小さい子に持たせておき、買い物時など親から離れた時に気付けるかもしれません。
（うちの子は、小さい頃勝手に歩き回りデパートでよく奥さんとはぐれてしまっていました(--; それを迷子という．．．．）

アイデア次第では他にも便利な利用法がありそうですが、一般販売時の価格をもっと下げない事には市場に受け入れられないでしょう。

私の出資額より安くなっても構わないので、普及のためにぜひもっと安くして欲しいところです。

（ちなみに私の購入額は一般販売価格の 67%引きとなっていました）

2018.04.10　追記

間が空いてしまいましたが、二つ目のリターン「aha!」が届いたのはまたしても遅れに遅れ 2017年5月16日でした。

マグネット付きで相変わらず凝った造りの外箱です。

赤い紐をつまんで持ち上げると設定方法などが日本語で書かれています。

この頃には Amazonで第一弾の「voila!」の販売が開始されてからしばらく経っており、日本対応もしっかりしていたようです。

そしてうちでは「aha!」が届くちょうど三日前から「voila!」に接続できなくなっていました。

また単体でも音が鳴らせないので、電池切れか故障の様です。

「voila!」が動いていた期間は 8か月ちょっとです。

「電池は最大 3年もつ」とあったのに短すぎです。しかも後ほど出来た公式ページではいつの間にか「最大 2年」に変更されているし．．．．

※Wistiki（ウィスティキ） | 探しモノ発見スマートアクセサリー

そして「aha!」をセットアップするとちょうどアップデートがあったのですが、何度やっても更新できません。

すぐにサポートに連絡（メール）し問合せると、何度かやりとりした後に不具合の可能性が高いとの事で 2つともフランスのWiSTiKi本社へ送る事になり、新品と交換する事になりました。

メールの反応は早く、交換品は 5月30日に届きました。

そして戻ってきた「aha!」でもアップデートの表示が出て、何度やっても更新有のアイコンが表示され続けていたのですが、数日後にいつの間にか表示されなくなりました。

自動で更新されたのか（そんな機能は無いはずですが）、本来更新されていたのにアイコンが出てしまっていたのをサーバ側の方で対応したのか不明です．．．．

この時には電子リードと逆電子リード（正式版では「忘れモノ防止アラート」と「近づきアラート」に変更）が搭載されたのですが、全く機能しません。

本来なら接続が切れれば Androidの場合通知とバイブレーションが働き、接続が切れていた状態で再び接続すればやはり通知とバイブレーションが働くはずなのですが、どちらも機能しません。

こちらに関しては現時点（2018.04.10）でも同様です。

Amazonのコメントを眺めていると同じ不具合報告が見つかりましたが、その方も解決していないようです。

そして距離センサーも相変わらず適当で、呼び出しを行ってもスマホと Wistikiの距離は全く分かりません。

また Amazonのコメントでは初期不良と電池関係のトラブルと故障率の高さと不安定さ（なんかボロボロだなぁ）など多く書き込みがあり、評価がかなり低くなっています。

当方では接続した状態での双方の呼び出しは行えておりました。また外で Wistikiを落としてしまった場合は現在ある場所ではなく落とした場所（最後に接続が切れた場所）が表示されるのみと割り切って使うと一応納得はしていました。

ただ Wistiki一つに対し複数のスマホで管理できるのですが、この時の動作があまり考えられていないのが残念過ぎでした。。

複数のスマホで登録した時一度に接続できるのは一台のみで、接続していないスマホからは呼び出しは出来ないが位置情報は見られるという状態になります。

ここまでは良いのですが、メインで接続するのがどのスマホという風に指定できないので、普段メインで使っているスマホからいつの間にか Wistikiを呼び出せない状態になっていたりしました。

その上でそばにあるのにいつの間にか Wistikiと接続が切れているという状態になっていたりと不安定だったりするので、実際に外で Wistikiをなくしてしまった時に最終接続位置があてになりません．．．．

対応機種として「Bluetooth 4.0 (Bluetooth Low Energy) が搭載されている事」とあるのですが、逆にこちらが悪さしていると思うのですが、私の勝手な憶測です。

もっとも Bluetooth 4.0未満で常時接続なんてしていたら電池の減りが早くなってしまうので、現実的ではないでしょうし。

更に iOSでは特に頻繁に切断されてしまうそうなので、注意が必要です。

この様に不安定で、2年電池がもつと思っていたら 8ヶ月で電池が切れてしまう様な機器はとても人にはお薦め出来ません(--;;;

そして決定的だったのが、「voila!」が新しく交換されてきてから 3ヶ月経たずにうんともすんとも言わなくなってしまいました(-_-メ)

こんな状況でしたので、「aha!」もすっかり放ったらかしにしてしまっていました。

そしてすっかりその存在も忘れ去っていた先日に突如三つ目のリターンであるカード型の「hopla!」が届くとメールがきました。

元々 2016年末に予定されていたのが、遅れる事 1年3ヶ月強です(--;;;

モノは本日（4月10日）に届き、相変わらず外箱はカッコいい。

しかもまだ市販されていないので特別感はあるのですが、外箱の日本語対応はまだ出来ていないようです。

こちらが届いた事で、「aha!」がいつの間にか無くなっていた事に気付きました。

この間にメインのスマホを 2回入れ替えていたので、新たに「Wistiki by Starck」をインストールしログインしてみると「aha!」が近くにあると表示されました。

そして呼び出してみると見事に足元の方から音が聞こえてきます。

音をたどると納品書を無造作に突っ込んでいる紙袋の中に落ちてしまっていたようです。

何にも付けていない Wistiki探すなんて本末転倒の様な感じですが、とりあえず「aha!」は到着から 10ヶ月は電池がもっている事になります。

しかしながら先にも書きましたが、相変わらず「忘れモノ防止アラート」と「近づきアラート」が機能せず、こうなってくるととにかくモノだけ届けて誤魔化されている気になってしまいます。

Amazonのコメント状況を見ていればとても普及しているようには見えず、電池交換も出来ない Wistikiにとても 4千円強の価値を見出せません。

繰り返しになりますが、とても人にはお薦め出来ません。

見た目や機能（防水加工、耐荷重 50Kg）、コンセプトはいいんだけどねぇ．．．．