レビューメディア「ジグソー」

純正品からの載せ替えで出音をグレードアップ!!

このたび、長年付き合った相棒と別れ、車を乗り替えた。

 

 

こいつはちゃんとナビにフロント・リアスピーカー・ツイーターを装備させていたのでそれなりの音響環境はできていた。ただ、今度の車にはナビが付いているものの、スピーカーがディーラー純正品だったので、まずはフロントだけ社外品に交換することにした。

 

 

今回はナビがクラリオン製なので、現行でも手に入り車に取付け可能なものを同メーカーで選んだ。ついでに簡単だがエーモンのデッドニング用品も調達した。一緒に取付け作業してしまおう。

 

 

スピーカーは3Way方式で単体でもいけるが、これにツイーターが付いたモデルもある。値段がチョイとお高めなのと、ツイーター設置位置を決めるのにてこずりそうなので今回はパス。

 

 

スピーカ以外で必要なパーツは、スピーカー取付ブラケット、変換プラグ、スペーサー、ねじ類だ。これらは全部製品に付属していて、他に用意する必要がないので便利だ。

 

 

交換前の純正品のスピーカーだ。お世辞にも良いものとは言えないが最低限の役割は果たしていた。これを新しいスピーカーと交換して、デッドニングを施すと下のようになる。

 

 

なんということでしょう。デッドニングを施したスピーカーだと見違えるような状態に。これならちゃんと真っすぐに音が出るであろう。また、音量を上げてもドアが共振したりもなさそうだ。 

 

更新: 2016/09/05
使用感

おとなしめだが解像度はしっかりある

クラリオンにある「SRT1633」の製品ページを見てもらうとわかるが、設置する車種をホンダだとN BOX、スズキだとワゴンRと、軽自動車を前提に想定している。

 

私の車はコンパクトミニバンでありながら、ワンランク上である17センチの「SRT1733」は残念ながら取付不可だった。本来、車内全体を音で包み込むようドライブさせるには、他にもツイーターやサブウーファーを追加したいところだが、やむを得ず今回の「SRT1633」だけを選んだ。まあ、昔と違って今は落ち着いたので、爆音で運転するなんて事はしなくなったし、音量控えめでもいいだろう。

 

エージングの段階なので、ナビのオーディオ設定でEQをフラットにして調整しているところだが、その状態で聴いた感じでは、高~低音までちゃんと出ている。おとなしめだが、小音量にしてもちゃんと各パート聴こえるし、ショボい出音にはならないのが嬉しい。

 

純正品だと低音が籠って中音だけが強調され、高音が全然聴こえないという感じだったので、ナビの音声だけが目立ち、まさしくナビ専用って感じだったのが、これで解消されたのが有り難い。

更新: 2016/09/04
コストパフォーマンス

この値段で十分すぎる音の変化

前の車では凝っていたので、オーディオは各スピーカーに1万以上掛けたのだが、今回は2個で5000円と1/4以下の値段で構築することとなった。正直、前の環境には遠く及ばないだろうとなめていた。

 

しかし、思った以上に音が綺麗で、これまたなかなかやるな!と感じたが、これには車自身の違いもあるようだ。

 

以前乗っていた車よりも、今の車のほうが車内の密閉度が高く、外の音を拾いにくくなっている。そのおかげで安めのスピーカーでも移動中に聴いた感じでは甲乙つけがたい状態になっていた。あくまで、今ドキの車に限定になるが、こんなお手軽な値段のスピーカーでも、十分聴くに堪えられる品質になるようだ。(最初からD-OPでこれくらいのを付けてほしいものだ)

更新: 2016/09/05
導入難度

DIY精神で頑張ってみよう

スピーカーを純正からトレードインさせるためには、必ずと言っていいほど車のドアの内張りをはがす事が必要となるので、敷居が高い。

 

慣れればドライバーだけでなんとかなるのだけど、最初は内張りのクリップを破損してしまったり、ドライバーで傷を入れてしまったりと、失敗することもあるだろう。

 

だけど、一度自分でやれば二回目からは体が覚えてて、失敗しにくくなるし、なんとなくやり方も理解できてくるようになる。次の車でもやろう!という気になってくる。

 

ショップなんかで頼むと結構な工賃取られる(当たり前なんだけど)ので、ここは安く済ませるためにもDIY精神でスピーカーの取説・取付車両のフィッティングガイドなど読み漁り、準備をしっかりして自分でやってみるのもいいかもしれない。今回、久しぶりに作業したわけだが、以前の感覚が残っていたおかげで自分でキチンとできた。

 

更新: 2016/09/11

<追記>リア側もやっちゃった!

フロント側で思った以上の結果を残したので、リア側の分も買い足して全部同じスピーカーでそろえてみた。リア側は純正品も付いておらず、養生されているのでバリバリとはがしてしまおう。

 

 

リア側はスピーカーネット部を取り外せばすぐアクセスできるのでフロント側より楽にできる。ただし、ネジを隙間に落としてしまうとおしまいなので、慎重に作業をしよう。

 

 

あとは、フロント側でもやっていたが、社外品スピーカーを取り付けると外に出てしまい、内張りやスピーカーネットの裏側にあるガイド部と干渉してしまうので、その部分はカッターでサクっと切り落としておこう。デッドニングキットでしっかり音の通り道を作っておけば内張りの中に音が拡散してしまうこともない。

 

 

フロント・リアの両方を付けた状態だと車の中の音場が一気に広がる感じだ。ライブ盤のCDなんかを再生させると臨場感がハンパない。家ではなかなか出来ない音響環境になるので、ドライブがさらに楽しくなるだろうな。

 

  • 購入金額

    4,893円

  • 購入日

    2016年09月02日

  • 購入場所

    Amazon.co.jp

28人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (6)

  • いぐなっちさん

    2016/09/05

    5000円でお釣りが来るなんて。
    これはDIYしたくなりますね〜。
  • ポン酢レッサさん

    2016/09/05

    いぐなっちさん

    デッドニング抜きでこんなに安かったので驚きました。
    リア側もチャレンジしたくなりました!
  • hidechanさん

    2016/09/05

    デッドニングがお金かかりますよね~w
    DIY好きなので、自分の車はやっていますが、奥さんの車はスピーカー交換だけで、デッドニングをしなかったら音の締まりがなく、気持ち悪くなってしまったので結局ペタペタさせられる事になりましたw
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