LianLi製の交換用サイドパネル。
公式サイトを引用すれば「Compatible with Lian-Li middle tower chassis PC-B25F / PC-B25S / PC-P50 / PC-60FN / PC-7FN / PC-8FI / PC-9F.」とある。
自分が使っているのはドラゴンを模ったPC-P50Rなので対応してそうではある。
元々このドラゴンパネルは気に入っているのだがケース自体が展示品あがりなので傷だらけなのと、その独特な窓形状故CPUやメモリ周り、グラボ1枚目が隠れてしまうのが難点でスペアも兼ねて普通形状のパネルもほしかったのだ。
PC-P50の通常窓モデルであるPC-P50WBを買えばいいのだがさすがにケース自体をふやすのは厳しいしそもそもフル5インチベイとかいう特異仕様のケースだったので中古品も流れない。
そしたらケース以上に入手困難だと思っていた対応サイドパネルのW-LM2AB-1の未使用品がオークションにあったのでとりあえず買ってしまった。
専用のダンボールパッケージで緩衝材もしっかり入っていて安心だ。
対応品ならとりあえずとか言わず万々歳じゃないか…となりそうだが実はこのW-LM2AB-1、PC-P50用として使うには罠がある。実質未対応なのだ。
PC-P50系で使用時の注意点
確かに寸法はピッタリあうのだが…
PC-P50Rの標準パネルと並べると完全に固定ツメの形状が異なるのだ。写真上がPC-P50Rのパネルで下が今回のパネル。
下側はもっと違う。今回のパネルは上下共通形状だがPC-P50Rのパネルは上下で別形状。
なんでこんなオチになったかというと、どうもPC-P50は途中のロット変更で構造が変わっているようで、初期ロットはご覧の有様になる。限定モデル扱いだったPC-P50Rは初期ロットしか無さそうだし国内購入者のPC-P50系も写真を見る限り初期版。初期版じゃないPC-P50系が国内流通したのかはわからない。
なぜこれを知っていたかというと同じようにPC-P50につけようとした先駆者さんが居た為(検索すると出てくる)。その人の報告によるものなのか当時LianLiの保守部品を扱っていたケースマニアックではPC-P50が対応表から外されていた。
ただその人も加工して使ったようだった。きっちりはまるようにしっかりとした加工をしたようだが自分はテキトーで最悪上下のツメを切り取って前のフックと後ろのネジだけで固定しちまえばいいんじゃないかと思った訳で。
とりあえず予定通り上下のツメはカット。カットといってもニッパーで細い部分(赤線2箇所)をカットして太い部分は押し込んで倒すだけ。5分もかからない。
ただ上下を抑えるレールの寸法もわずかに…ミリ以下のラインで上下幅が違ったらしくかなり力をいれて押し込まないと入らない。まあこれは自分のPC-P50Rが長年の使用でゆがんでいた可能性もあるのだが。
結局レールをハンマーで叩いて上下に軽く押し広げ、あとは力技で押し込んだ。まあしばらく使ってればレールもっと広がるだろ(マテ
というわけで上下のテンションだけでぜんぜん外れなくなってしまったのでゆるくなるどころか外しにくくなってしまった。
あと適当に放り込んであるSSDどうにかしろよお前
シンプルなケースに早代わり
というわけで多少無理やりだったがくっついた。ドラゴンもよかったが、元のケースは結構シンプルなデザインだったことがよくわかる。
何よりお気に入りの5連ファングラボや無駄に光るメモリがよくみえるようになったのがイイ!
まあ今まで隠れてるからと適当にしていたケーブル類とすっころがってるSSDはどうにかしねえと!!!(実はフル5インチベイ全てにベイアクセサリ放り込んでるせいでSSDの場所がない。一応SSDつけられるアクセサリあるけど2台までなのでSSD3台構成にしたとき溢れてるのだ。
まあこれで気分転換用通常パネルも入手したし、USB3.0化もすんでるし、部品もいくつか持ってるからまだまだ長く使えるハズ。
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購入金額
3,000円
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購入日
2016年08月03日
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購入場所
オークション
プレカリアート真面目明さん
2016/09/21
下小川さん
2016/09/21