中国製の安い、アンマネージメント+スイッチ。ネーミングから中身までまるでNetgearの製品そっくりです。
でも、所詮中国製だけあって少し残念な気がします。
ちなみに、日本語ドキュメントはありませんが、コピー元となったNetgearの同等の製品の取扱説明書を読めばだいたい分かるのである意味親切かもしれないですw
タイトルは「はいふり」の「海に生き、海を守りて、海を往く—それがブルーマーメイド!」を意識してるとかしてないとか?
さすが中華製と言うしか…
「某コピー大国では、西側の新製品を手に入れたら、まずは分解し、ROMの背面をヤスリで削って回路を確認し、複製用の図面を書き起こすところから始めるそうだよ」 グリザイアの楽園 - ヒース・オスロ
グリザイアの楽園にこんな台詞がありますが、間違ってないと思います。はい。
上の画像が本製品で、下の画像がNetgearのコピー元製品です。
まず、Amazonの注文ページから。
なぜか、こんなところから比較することに(汗)
https://www.amazon.co.jp/dp/B00N0OHEMA/
https://www.amazon.co.jp/dp/B00KEXR0GA/
タイトルの文言を確認してみましょう。
TP-LINK アンマネージプラススイッチ ギガ対応 10/100/1000Mbp 5ポート 管理機能付 無償永久保証 TL-SG105E
NETGEAR アンマネージプラススイッチ ギガ5ポート 管理機能付 無償永久保証 GS105E-200JPS
赤文字の部分は全く文言が一緒です。わざわざこんなところを似せる必要はないと思うんですが…。
お値段はコピー元より1000円ほど安くなっています。
見た目…(画像はAmazonの販売ページから)
表
電源LEDの場所が逆になっているだけです。
LEDの光り方も微妙に異なっており、
本製品:1000Base or 10/100Base (10/100:右、1000:左)
コピー元:1000Base or 100Base or 10Base (10:右、100:左、1000:両方)
と、NETGEAR製品のほうが優秀です。
裏
入力電圧を除いて、リセットスイッチ、鍵穴、電源の位置までそっくりそのまんまです。
設定画面
注)コピー元製品は8portの製品です(GS108E)
インフォメーションページ
Netgear製品は「IPアドレス」の設定がここで可能になっていますが、他は全く同じです。
VLAN設定画面(ポートベース)
見せ方が違うだけで、ぶっちゃけ全く同じ感じです。
QoS設定画面
わかりやすくするために用意されている4つの優先度を各ポートに設定してあります。
全く同じ感じです。
ここまで来るともはや清々しいです。さすが中国。コピー大国。
これでクオリティーも同レベルの製品が出てきたら中国製に移行してしまいそうです。
が、
残念ながらACアダプタが外れだったらしく、コイル鳴きしています。
最後のツメが甘すぎます。
もしかしたら、解析なんて面倒なことをしていないで、下請けの中国企業がまるまるデッドコピー作ってちゃっかり売っているのかもしれないです。
日本から輸入した新幹線をまるで独自技術として売り出しているような国なのでそのくらいのことは有り得そうです。
まあ、安いは正義ですが。(※壊れないで動いてくれないと、ほんとうの意味で安くならないし、この製品の永久保証は企業が存続しているかどうかすらわからないので…。)
ちなみに同社、無線LAN機器に関しても、デッドコピー作ってるみたいです。
いろいろな意味で怒られそう…。
-
購入金額
6,826円
-
購入日
2016年09月18日
-
購入場所
jakeさん
2016/09/22
無線LANルーターのデザインはアウトですねw
QoS画面がほぼ一緒なのは、中に使ってるチップが一緒なのかな?と思いました。
チップメーカーがサンプル的なファイルを用意してて、それのカスタマイズだけ各種メーカーがしていたかもしれません。
いぐなっちさん
2016/09/23
セキュリティリスクを考えると、会社や客先への導入は見送りたいです。
まこりんさん
2016/09/23
比較しやすいレビューで非常に助かりました。
中国怖いです><