レビューメディア「ジグソー」

使っていない格安SIMの有効利用を目指して

娘の短期国内利用のために購入した格安SIMですが、役目を終え休眠中でした。
海外留学のため、海外でも使えるSIMフリーの端末を購入し、その端末を出国までの2ヵ月弱国内利用するために、格安SIMのNifmoにauからMNPで乗り換えたSIMが余っていました。


月々の維持費軽減のため、パケット通信契約を、5GB/月から3GB/月に変更しました。
10月には追加費用を掛けずに解約できるのですが、折角MNPで電話番号を維持しているので、電話番号維持を目的に娘が帰国するまで(2年)契約を継続しようと考えています。

 

なので、スマートフォン(Xperia Z5 Premium)のテザリングで使っていたモバイル機器を繋ぐため、安いWiFiルータを購入しました。
スマートフォンのテザリングで使っていたのは、DELL VENUE 8 PRO / Microsoft Surface Pro 3です。

まず、パッケージですが、とてもコンパクトで、本体以外には、マニュアル類と10cm位のUSBケーブルのみです。

4G LTE対応なので、150Mbpsが目立つパッケージです。

背面に記載のように簡単にはいきませんが、まあ比較的簡単な運用だと思います。

 

次に、本体ですが、Wi-Fi ルータとして一般的な大きさではないかと思います。
本体上部には、MENUボタンのみです。
MENUボタンを押す毎にメニューを送り、電源ボタン=決定ボタンという比較的シンプルなユーザインターフェイスです。

本体正面のディスプレイには、電波状況/通信状況,バッテリ残量以外に、SIMのキャリア名,Wi-FiのSSIDとパスワードが表示されます。更に、データ通信量が表示されますので、便利だと思います。

本体底面には、micro USB(充電/通信)と外部アンテナ端子が付いています。

アンテナのカバーを外すと、外部アンテナ端子があります。

背面には、ロゴ等のシルク印刷のみで機能はありません。

ハードウェアの仕様としては、このようになっていて、比較的標準的なWi-Fiルータで、仕様は下記の通りです。

本体の裏蓋を開けてバッテリを外すと、SIMスロットとmicro SDカードスロットが見えます。
私が持っていた、NifmoのSIMは、nano SIMだったので、別途、nano SIM > 標準SIMサイズ変換アダプタを経由して、SIMを挿します。

ついでにmicro SDカードも刺しました。

仕様では、最大32GBのmicro SDカードに対応することになっていますが、128GBのmicro SDカードを挿しても、ちゃんと認識できました。

裏蓋の内側には、SSIDとパスワードを記載したシールが貼ってあり、本体の表示を非表示から表示に設定したり、本体が起動していないときに見ることができるので便利です。

ハードウェアのセットアップが終わったら、次にソフトウェアをセットアップします。
パッケージ背面に記載のように、SIMを入れて、電源れて、パスワード入れたら繋がるSIMは、予めプロファイルが本体に設定されているSIMのみです。
IIJmio , BIGLOBE LTE 3G , U-mobile , hi-ho , So-net , OCNモバイルONE(LTE) , OCNモバイルONE(3G) , mopera Uであれば、プロファイルがプリセットされているので、SIMを入れて、電源を入れれば良いと思います。

私の場合、Nifmoなので、プロファイルがプリセットされていないので、自分で新規にプロファイルを作成します。
最初に、NifmoのWEBサイトに行き、プロファイル作成に必要な情報を入手します。

次に、Wi-Fi ルータの電源を入れ、PCやスマートフォンでWi-Fi接続します。
接続したら、ブラウザを起動し、URLに、192.168.8.1と入力すると、ルータの設定画面が表示されます。

"設定"タグを選んで、プロファイルの新規作成を行い、先ほど入手したNifmoの設定値を入力して、プロファイルを作成/保存すれば終了です。
また、ルータをmicro USBでPCに接続すると、micro SDカードがドライブレターを振られて出現します。
PCに接続して、必要なファイルを、ファイルエクスプローラーでドラッグ&ドロップでコピーできます。
パケットを食わないので、モバイル環境でもPC相手であれば、この方法がお勧めです。

デバイスマネージャーでは、HUAWEI TF CARD Strage USB Deviceと表示されます。
勿論、Wi-Fi ルータですから、Wi-Fi 環境でもファイルの読み書きが必要です。
スマートフォン Android端末では、本体のパッケージにQRコードが印刷されていて、端末の表示器にもQRコードを表示することができ、Huawei HiLinkというアプリが、ダウンロードできます。

このアプリは、スマートフォンから、Wi-Fi ルータを制御するアプリケーションで、現在の電波状況から、自分で設定した月内の通信量に対して、あとどれ位の通信が可能か、設定した残量を超えた時点(例えば残り10%)でアラームを出したりできます。
また、ルータのバッテリ残量やステータス、SIMがSMSに対応していたら、このアプリで見たり返信/転送が可能です。
また、micro SDカードに対して、アップロードやダウンロードが可能です。


電波に関しては、docomoのMVNOなので、docomoと一緒です。
試しに、docomoのXperia Z5 Premiumの4G LTEとNifmoのSIMで、Huawei Wi-Fi ルータ経由で、同じ場所から、スピードテストをしてみました。


Huawei Wi-Fi ルータ経由 Xperia Z5 Premium

docomo Xperia Z5 Premium

同じdocomoの電波なのですが、Wi-Fi経由だとダウンのスピードが落ちちゃいますね。

しかし、実用としては充分な速度が出ていますので良いと思います。
6,980円(税込)の無線ルータとしては、良い出来だと思います。


バッテリの持ちに関しては、まだ未知数ですが、仕様通りだと連続6時間なので、スマートフォンのテザリング代行としては合格です。
micro USBで充電もでき、充電中もちゃんと動作してくれるので、余り気にしていません。

  • 購入金額

    6,980円

  • 購入日

    2016年08月11日

  • 購入場所

    イオシスアキバ路地裏店

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