ドイツ「FOCUS」のロードバイクです。
2016モデルから追加されたローエンドの上です。
「下の上」というべきでしょうか。
FOCUSのラインナップは最低でもTIAGRAなので、
全体的にハイエンド志向のブランドのようです。
ギア比的にはビアンキのミニベロも一緒でしたが、タイヤが大きくなった分だけ同じようなギアでも重たく感じるようになりました。
乗り心地は、前よりも少し柔らかくなりました。
ライトはつけたんですがサイコンをつけてないので、早めに付けたいところです。
乗ってみた
あまりアップダウンのない湾岸エリアで10キロほど走ってみました。
できれば20キロはいきたいんですが、時間の都合がありまして。
乗った時、車体が軽い! でも、ギアが重い!と感じました。
ギアの重さは、ノーマルクランクと小さめのスプロケットが影響しているようです。
ほぼレース用スペックらしいので、最高速は出ますが、その分だけ負担も大きいです。
信号待ち含めて平均15キロ、最高30キロ程度では、インナーだけでも十分です。
アウターを使うならリアは3速から5速くらいまでが精々でした。
ま、慣れていくしか無いですかね。
ブレーキがテクトロなのを気にしてたんですが、平地では問題なさそうです。
箱根峠の下り坂や、時速100キロからのフルブレーキングでは差がでるかもしれません。
ブレーキシューはシマノの方がたくさん売ってるので、すり減ったらそこだけ交換ですかね。
シマノ105のフルセット。ただしブレーキを除く。
駆動系はほぼ全てシマノ105で構成されています。
店員いわく、ちょっとしたレースに出られるスペックらしいです。
このパーツから上は全てリア11速になり、パーツの互換性もあります。
物足りなくなった部分から上のグレードへアップグレードできるのです。
ただしブレーキはテクトロR540のOEM品です。
価格を抑えるためかもしれません。
軽く乗る分には問題を感じませんが、シマノの方が性能は上だと言われています。
箱根峠の下りのように、10キロ以上をブレーキだけで減速する場面だと差がでるかもしれませんね。
そして、フル105にも欠点があります。
目立つのがチェーンの細さ。
そうそう切れるものでもありませんが、細い分だけ耐久性に不安はあります。
またノーマルクランクも貧脚では回しきれません。
無理に力をかけるとヒザを壊しかねません。
ギア比的に初心者やヒルクライマー向けではなさそうなので、
場合によっては部品交換をしてギア比を落とすような調整が必要になります。
車体はアルミフレームですが、フロントフォークだけカーボンを使っています。
アルミフレームのロードバイクではよくある組み合わせです。
ややコストがかかりますが、地面からの衝撃をやわらげるのでライダーの腕に優しくなります。
フレームのサイズは上位グレードのカーボンフレームと同一となっています。
フレームすら物足りなくなったら、上位グレードのフレームを購入して移植もできるんじゃないでしょうか。……非常に高コストになりますが。
15万はお得。ただし自分には過剰装備だったかも
自分は定価よりも3割ほど安い値段で買いました。
それでもコミコミで15万してますが……。
どこを目標にするか?で値ごろ感は変わりますね。
目指せ榛名山ヒルクライム!ブルベ300kmを1年以内に完走!とか高めの目標を持つのなら、これはいい入門車になると思います。
フィットネス目的でせいぜい50kmとかいう世界だと、確実に過剰装備です。
ロードバイクは自転車でもありますが、テニスラケットのような道具の側面が強いです。
用途や体格で最適解は異なります。
ゆえに評価は「3」としました。
ブレーキのアップグレード
先日、「105じゃない」ブレーキをアップグレードしました。
新車外しのモノを新品より安く手に入れました。
取付工賃が高く付きましたが、これでフルシマノです。
最近わかったんですが、クランクは105ではないようです。
105は4アームクランクというデザインなんですが、自分のはRS500という5アームクランクのモデルなんです。
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購入金額
150,000円
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購入日
2016年08月07日
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購入場所
いぐなっちさん
2016/08/09
最近のアルミフレームはいいらしいですね。
昔はゴツゴツ硬いだけで、疲れやすかったですが。
jakeさん
2016/08/09
カーボンフレームに乗ったことがないので、イマイチわからないんですけどね。