かつて一世を風靡したアクションRPG『ハイドライド』のセガサターン版。
ポリゴンで描写された実写風の3D世界を冒険します。
プレイヤーキャラは洋ゲー的で、少々とっつきにくいかもしれません。
冒険する世界は、新しくスタートするたびに構築されます。
この辺りのシステムは、『不思議のダンジョン』系と同じですね。
とは言え、クリアまでの謎解きの順序は変わりません。
構築された世界には「コード」が発行されますので、
まったく同じ世界を繰り返しプレイすることができます。
クリア時に所要時間や所有アイテムなどでスコア判定が行われますので、
コードを共有してスコアを競うといった遊び方もできました。
■ 他機種版のご紹介
初めてプレイしたハイドライドはファミコン版でした。
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購入金額
5,800円
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購入日
1995年04月28日
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購入場所
池田屋さん
2012/05/05
コードってことは、プレイするたびに世界の地形とかかわるって事でしょうか。
今のほうが逆にはやりそうですね。
グラフィックさえなんとかなれば…・・・
千里一歩さん
2012/05/05
こやつはハイドライドを名乗っていますが、
従来のシリーズとは世界観がちょっと違います。
別物の、オリジナルゲームに近いですね。
>コードってことは
その通りです。ゲーム自体は短時間で終了しますので、
繰り返しプレイできるよう新しく始めるたびに地形が変わります。
どちらかと言うと、アクションゲームの比重が高いかも。
>グラフィック
海外受けは良かったみたいですけどね。
日本だとデザインが・・・(汗
カーリーさん
2013/11/15
千里一歩さん
2013/11/15
私はロムカセットやフロッピーディスク以後の世代でして、テープ媒体のゲームは全くプレイしたことがありません^^;
L2さん
2015/04/26
ハイドライドSPに遭遇した後に、MSX版にのめり込み、2は友達の家に入り浸ってクリアして、3はデータレコーダー(というなのテープ録音機、現在も現役)で職業変えては遊んでいました。
これも、地雷の匂いがしつつも、ハイドライドと付いているからには買わないといけない(義務感)と購入して、3D酔いしたので封印した思い出があります。
千里一歩さん
2015/04/26
FCのハイドライドスペシャルなどの素晴らしいイメージを期待すると、SSのヴァーチャルハイドライドは失望しますよね。それでも、短時間でクリアできる点や、コードを入力すれば同じ世界を楽しめる点など、システムとしては悪くない部分もあると思います(ジャンル的にはRPGよりACTと言ってよいですが……)。
Schrödingers Katzeさん
2015/04/29
3Dになってるのですが、マップとしては然程広くなく、技術的に3Dが枯れていないので、ビジュアル的にも微妙と、やるのが早すぎた感じがあります。
自動生成マップで同じゲームをっていうROGUE的な実装は、トルネコのシリーズとか、クライマックスランダーズとか後にも出てるんですがね。
素直にHYDLIDE三本パックで移植の方が良かったんじゃないかと思ったりも。
元祖のHYDLIDEについては、移植した人が目移植というか、ゲームの仕様を元に勝手に再構築してるので、実は機種ごとに「大体同じだけど、プログラムの動作としては別物」になってます。
千里一歩さん
2015/04/29
本ソフトの発売は1995年4月28日なので、セガサターンの登場(1994年11月22日)から半年も経っていませんね。3D技術の投入は『バーチャファイター』の影響もあるでしょうが、セガとしても開発の方向性を模索していたのだと思います。ビジュアル的には好みが分かれるところですが、海外市場を視野に入れていたのならば納得できる部分でもあります(日本人モデルが主役を演じても様になりませんから)。
自動生成マップのアイデア自体は良かったと思います。例に挙げられているように、トルネコシリーズなどはヒットしましたので。ただし、「日本人の好みとしては、2D世界のほうが受け入れやすかったかも?」という指摘はできそうです。
ハードを普及させる戦略として見た場合、3D世界という新しい試みよりも、3本パックのほうが成功したかもしれませんね。後年、『ハイドライド1・2・3』がパソコン版で発売されましたので、当時もユーザーの需要はあったと思います。
Schrödingers Katzeさん
2015/04/29
で、それをスコアとかで、「何度も遊んでもらうような」工夫はされています。
ですが、ゲームとしては、一寸世界が狭かったり薄味なのも日本ではうけにくかったかなと。ゲームとしてのボリュームは3どころか元祖に近いですからね。
2や3のボリュームを期待すると、クソゲーになっちゃいます。この辺りがハイドライドの名前を使ってしまったことが裏目に出たところじゃないかなぁと。
HYDLIDEシリーズ自体が、基本的にはデフォルメされたかわいらしいキャラクタのゲームのイメージですし、3は結構なボリュームのRPGでしたし。
もう少し後で、ビジュアル的な技術が枯れてきていれば、もう少し印象が変わったかもしれませんが。
HYDLIDE自体は、1がリニューアル版とセットで最初にパッケージ化されています。
次が、2と3で、最後に、デジキューブ扱いで、三本セットだったはず。
ただ、88前提の設計になっているので、キャラクタの移動単位が8ピクセルだったりしますから、スプライトでピクセル単位で動くARPGを期待している層とは、親和性は元から余り高くなかったりはします。
あと、ちょっと意地が悪い仕掛けも多いので、復刻の流れが来た後じゃないとまずかったかもしれませんね。
IIだけは、まともなリニューアルはされていなかったりするのですよねぇ。
千里一歩さん
2015/04/29
RPGとして捉えると、仰るとおり、世界が狭くて薄味ですね。ACTとして理解すれば、1回のボリュームは適切だったかなとも思います。『ハイドライド』の名前は、やはりブランドに頼らざるを得なかったからでしょう。また、ファイナルファンタジーやドラゴンクエストでさえもシリーズの3D化で抵抗感がありましたから、ビジュアル的な3D技術が洗練されたとしてもユーザーには「食わず嫌い」で避けられたかもしれません。
RPGもゲーム内のヘルプ(会話履歴や行動指針のヒントなど)を充実させるのが当然になっていますから、今の基準では謎解きが難しい『Ⅱ』はゲームバランスの調整が厄介で、リニューアルしづらいのかもしれませんね。個人的な意見ですが、三部作で真ん中の作品というのは不遇な扱いを受ける運命ですw
Schrödingers Katzeさん
2015/04/30
でも、シリーズをイメージさせちゃうので、ボリュームとストーリーを期待して買っちゃうとこれじゃねーってなっちゃう。
3のマップを3Dにして、オートマッピング無しだとちょっと泣ける難易度になりそうな気もします。
3も大概だったことを思えば、リニューアルはビジュアル、音源のアップグレードが中心になると思うのですが…。うーん。
多分一番デキがよかったのはX1版で、BGM、川やマグマが流れる演出、マップ単位でのスクロールでの切り替えなんかがありました。
FM版は、OPとEDがFM音源対応だったけど、使いこなしはイマイチだったし。
MSXは、X1と同様だけど、解像度からマップそのものが狭く、画面そのものがちょっとアレだった。
でも、リバイバルされたのは、88版なんだよなぁ。一番「あの時期っぽい作品」の気はするんですけどねw
千里一歩さん
2015/04/30
88版がリバイバルやリメイクのベースになってしまうのは、他のゲームにも言えますが、やはり当時のインパクトが忘れられないからでしょう。もちろん、オリジナルに対するリスペクトもあるでしょうけど。
ところで、3D化を前提にして世界も広げるとしたら、『ハイドライド』はオンラインゲームで製作すると面白そうですね。すでに世界観が構築されていますし、追加シナリオの投入が停滞してもレアアイテムで開発期間を稼げそうだし……(『ソーサリアンオンライン』のようになる可能性もありますがw)
Schrödingers Katzeさん
2015/05/01
基本「同じデータ」を使ってますし。
「不思議が当然」なので、オンラインのIPとしては使えそうなんですが、先ずはベースのシステムをどうするかですね。ソーサリアンは大ボスも最後参加したはずなんですが、何もしないでフェードアウトしたような。ただ、ゲームの根幹は、最終ボス倒して平和をってところにあって、ストーリーよりは、パズル的なギミックを解く事が進行の鍵なので、それをどうするかですねぇ。
L2さん
2015/05/01
返信遅くなってごめんなさい。
>ところで、データレコーダーが「現在も現役」って凄いですよ(;・∀・)
あんまり酷使していなかった事と、しばらく、湿度などの変化の無い押入れにしまってあったのが功を奏して、中を覗いてみた所、ベルトも切れていませんし、他の接触も、見た感じ大丈夫みたいです。
三國志(初代)ではロード出来ているので、MSX本体との連動も、テープ自体の磁気も、問題無いようなんですけれども。
MSX本体のESCキーが効かなくなってしまっているので(他にも効かなくなったキーは多数)、セーブユーティリティを呼び出せないので、ハイドライド3のデータはロード出来ないというオチw
ハイドライドスペシャルの、あの素晴らしいリメイク?改良ぶりを知っているからこそ、ヴァーチャルハイドライドも、と思ったのが浅はかだったのかもしれません。
FC版ハイドライド3は、スルーしていたから、それをプレイしていたら、期待感は違ったかもしれないのですが。
千里一歩さん
2015/05/01
システム的には「ストーリ進行のクエスト」と「レベル上げの謎解きクエスト(難易度可変)」といった感じで構成すれば、上手くできそうだと思います。最終ボスはストーリー的にも必要ですが、実際には中ボスを定期的に投入していく展開になるでしょうね。謎解きを重視するなら、3D化の前提を捨てて、ブラウザRPGのように売り出す戦略も考えられるかもしれません(パズル要素なども採用しやすそうw)。
千里一歩さん
2015/05/01
なぜか3年前の登録が話題となっておりますw 時々ですが、ゲーム関係のレビューはこういう流れが起きるので面白いですね。
FC版のハイドライドは『スペシャル』が東芝EMI(1986年)、『3』がナムコからの発売(1989年)ですが、移植の出来もさることながら、『3』は同時期に『ウィザードリィⅡ リルガミンの遺産』も登場しているので、そちらを優先したユーザーが多かったかもしれません。
Schrödingers Katzeさん
2015/05/01
HYDLIDE3はマップパーツの豊富さと、書き込みが当時としては画面写真でのインパクトは大きかったです。ファミコンだとインパクトが薄いのは解像度の問題かもしれませんね。でも、ゲームそのものは酷い違いらしい違いはなかったと思うんだけど。
その分、機種を選んでしまって、直接データを扱えるROM媒体と、アクセスしながらゲームを実行できる88だけ…って「無理だって言ってた」のに、後から、X1版が出てきたんですけどね。それも最初は、DMACが載ってるturboだけって言ってたのに、まぁ、無理したら、ちょっと遅いけど何とかってノーマルX1にまで対応しちゃったw元祖の場合は、丸々パーツが入って活躍したPCGも1400個とかふざけた数のマップパーツには然程役に立ちませんでした。
スペシャルはそんなに評判が良かった覚えも無いのですよねぇ。
3は、発売元がNAMCOだったり、いきなり3だったりしたのもマイナスだったかもしれませんが、基本的には行動に制約があったり、明確なヒントが無かったりという要素が大きいので、感覚的に遊びたいという人には、先に世界のルールを知らないといけない。のは辛かったかもしれません。
T&E自体が色々あった会社なので、HYDLIDEの知財ってどうなってるんでしたかねぇ?
結局スピンアウトして散り散りになって人たちが結果的に一つ屋根の下に戻ってきて、更に箱ごと、よその会社と一緒に拾われてくっつけられちゃった…様な状況だったと思いますが。法人的な存続会社のほうも元気は無いですし。
ただ、お客さんを呼べるようなIPじゃないと新規でって難しい気がしますし、実際MMOって意外と短命で作っては捨てってされてるんですよね。
極端に強いのが極端に長いから細く長く生きてるように思われがちですが。
あと、次のに移行して、旧シリーズは足切りとか。
falcomでも、作るよーっていったままどっかいっちゃったのが沢山あったような。
古い機材は、物理的な曲げとか、磨耗とか劣化に弱いゴム、樹脂辺りから逝きますね。
意外と電気的な部分は、昔のものの方が密度が低くパーツがムチャな電力を要求しないので、丈夫だったりするのですが。
panaのFDDとかはまぁ、アウトでしょうなぁ。データレコーダはピンチローラとかの素材によると思います。
キーボードは、キースイッチの接点がもんだいでしょうから、メカニカルならスイッチ単体を。メンブレンだったら、バラして、接点をアルコールなんかで拭いてやると復活することもあります。
L2さん
2015/05/01
ハイドライドスペシャルの出来への評価については、私が初めて接触したハイドライドだから、という部分もありますが。
FCの色数の制限の中で、初期ソフトラインナップだったからという部分も含めて、鮮やかな世界が描かれていたと感動した記憶があります。
その後のMSX版の2は、面白いなと思いつつ、「地味な色だな」と感じた事は否めません。
そうなると、MSX2版3でも衝撃を受ける位鮮やかな世界だった訳です。
私の持っている本体は、PanasonicのA1MK2でして、キートップは、何の接点も無いプラスチック成型で、バネが仕込んであるだけでした。中央の出っ張りが入り込む、本体側をのぞき込むと、スポンジ状のシートが見えまして、それの裏側に導電性の何かが貼ってあるのかな。
一番稼働していた時期は、まあ、ジュースこぼしたり、ジョイパッド引っ張り過ぎて本体落としたり、と乱雑でしたから、今、ゲームが起動している事が奇跡かも。
千里一歩さん
ウィザードリィ2が同時期でしたか、なるほど。
どうりで、FC版ハイドライド3の発売当初の記憶がありません。
ウィザードリィは、98とか88を持っている大人のゲームとして憧れており、発売を熱望していたと思います。
FC版ハイドライド3に魅力を感じなかったのは、MSX2とのグラフィック等の差が大きかったかな、と思いますね。
今、内容を見直してみると、容量や色などの制限を踏まえて、幹の部分を残そうという意味で凄く工夫されていると思いますけれども。
当時の私には、余計なアレンジやカットがあるように見えましたし、「ザリガニみたいなボスが塔の上にいて、そこで終わりだった」みたいな噂話に踊らされていたかな。
Schrödingers Katzeさん
2015/05/01
細かくバラせば、絶縁の樹脂シートを挟んだ炭素皮膜でキーマトリクスのパターンのあるシートが出てきます。絶縁部分で穴が開いてる部分が押されて接触することで通電するようになっているので、腐食とかで切れてなければ、その接点部分を洗浄すれば、いけるかもしれません。印刷みたいなものなのでゴシゴシるようなものではないですが。
スペシャルは、BGMと、四つの魔法だけが、II由来でしたね。
まぁ、容量的にIIのマップは入らなかったでしょうし、時期的にはあんなもんだったかなと。でも、ヒント無しでファイヤーボール受けてから倒せとか、意地悪い部分もあったので、周りでは(持ってる人は遊んでたけど)俺も欲しい!って買う人が増えるほどの人気作の印象が無いです。MSXのIIは「かなり無茶移植」です。なんとか入るROMを確保できたから移植されただけで、2対応はデータ量の問題から無理だったと思います。
3は、MSXだと、スクロール切り替えですが、MSX2では、マップ単位での切り替えになってます。沢山のキャラクターが動くソフトじゃないので、綺麗に出来てましたね。MSX版もカラーパレットの問題で色が地味なんですが、MSX用にしては綺麗だったと思います。
千里一歩さん
2015/05/01
T&E SOFTは、2009年にドワンゴの子会社だったゲームズアリーナが全株式を取得し(http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0801/30/news129.html)、その後ドワンゴグループの再編でスパイク・チュンソフトが継承しているようですね。でも、スパイク・チュンソフトの商品検索では『ハイドライド』はヒットしませんでした。プロジェクトEGG(https://www.amusement-center.com/project/egg)では、メーカー名がT&E SOFTのまま扱われているようですが……。また、『ハイドライド』の版権にまつわる話として、twitterのまとめも見つかりました(http://togetter.com/li/261526)。
L2さん、コメントありがとうございます。
Schrödingers Katzeさんのコメント後半は「L2さんへのレスですね」と準備していたら、すでにL2さんのコメントが投稿されていましたw 『スペシャル』はドラゴンクエスト以前に発売されたソフトで、しかも「FC初のRPG」との評価もある(『ドルアーガの塔』が有力ですが)ので、いろいろな点で当時のFCユーザーとしては印象深いと思います。
Schrödingers Katzeさん
2015/05/01
ただ、その時に版権については、明記が無かったような。
どっちにしろ、T&Eは、ゲームとかやらなくなったので、出てった人が結局合流してる形にもなっていますし。
その元T&Eな法人は色々とやらかして上場廃止になったあとどうなったんだかw
レイドックは写真写りはいいんだけど、地味すぎるシューティングゲームなんだよなぁ。
何か一味足りないというか。
L2さん
2015/05/01
情報ありがとうございます。
分解施術は、予備機をどこかで安く確保してからにしようかなと思います。手先の不器用さには自信がありますので。
T&Eソフト、私の中では、未だ色あせない輝きを持っているのですよね。
ハイドライド以外ではディーヴァ(FC以外が欲しくて堪らなかった、特にカリユガの光輝)位しか持っていませんので、凋落ぶりとか、ダメだった作品を見ていないこともあり、完全に私の心に住んでいる想像上の生き物扱いですがw
千里一歩さん
2015/05/02
調べてみると、T&E SOFTについては2つの商標登録が生きてました(これらの権利は、恐らくスパイク・チュンソフトに帰属しているのではないかと思います)。
1. https://goo.gl/3N97Zg
2. https://goo.gl/tJJIht
旧T&E SOFT、現在はディーワンダーランドという社名ですが、上場廃止後も存続しているみたいですね。公式サイト(http://www.dwonderland.co.jp/top.html)を見るかぎり、昨年末までは更新履歴が確認できました。
L2さん、コメントありがとうございます。
『ハイドライド3』(MSX版)をモチモノ登録されたのを確認しましたよ? ZIGSOWでハイドライドブームが到来ですねw
L2さん
2015/05/02
時ならぬブームで、盛り上がりましたし、セーブロードは出来ないとはいえ、まだまだ、プレイ出来るので登録いたしました。
FC全盛になっていく過程で、何故かMSX2を買ったのはハイドライド3のお蔭でしたね。