ローカルディスクの置き換えを目指して。
今までNETGEARあたりの安価なNASしか経験がなかったのですが、そろそろ本格的なのも試してみようと、最初にSynologyの最新型を選んで見ました。
出たばっかりであったのと、ASK代理店のものを買いたかったので、2Gでありながら8万以上払いました。今だったら7万ちょいでしょう。
設定は簡単
SynologyのNASはほぼ全機種設定方法は同じみたいですが、ただ単にファイル置き場として使えるようにするだけなら、ほぼ誰でもマニュアルいらずで設定可能だと思います。HDDトレイを引き出してHDDを設置、ケーブルを接続したあと電源を入れてブラウザで特定のURLにアクセスして初期設定をするだけです。おそらく機種や環境によって時間は変わるのだと思いますがHDDの装着を含めて15分はかかりませんでした。ただ、Buffaloなどのファイル置き場としての機能しかないNASと比較すると、若干面倒であるとは思います。
卓越したランダムアクセス能力
この世代のQNAPを使った事がないので、卓越したと表現して良いか分かりませんが、SSD/RAID5だと、一番体感速度に影響するだろう、Crystaldiskmarkの4KQD32でR95/W44を超える性能を発揮しました。HDDをローカルストレージとして使ってるなら、十分代替可能かと思います。
通常使用ならほぼ無音
9センチファン2個なので、最大回転ではかなり煩いと思いますが、静音設定の通常使用ではほぼ無音。部屋のすみに転がしておけば、全く気にならないレベルです。
2.5インチはネジ留めが必要
3.5インチははめ込むだけで済むのに、2.5インチはひと手間必要で残念。
最新のCPUはエコ
WattsUpにて計測した結果では、SSDだけの構成で作業中22W、アイドルで14W程です。HDDの構成なら何を搭載するかにもよりますが、最大40W程度ではないかと思います。NAS本体では10Wそこそこと推測され、2016年6月現在最新のBraswell4コアだけあって大変エコです。
ちと我慢すれば、ローカルストレージから完全移行が可能か。
性能的には、ローカルハードディスクの代わりには十分なりうると思います。ただ、このクラスのNASを買う人なら大抵ローカルはSSDかと思います。例えばメールの検索とかだと数倍の時間がかかるので、そのあたりをどう判断するかでしょう。また、私はストレージの利用しか考慮してないのと、メモリ増設を試してみたかったので2Gにしましたが、普通の人なら8G一択だと思います。
こいつのバックアップ用と性能チェックにシングルドライブのSynology、そして4ドライブのQNAPをそのうち買ってみようかと思っています。
-
購入金額
84,000円
-
購入日
2016年06月19日
-
購入場所
アマゾン
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。