IrBerryDACを作った直後からBBB版をぜひ・・・ というリクエスト頂いてはや3年(汗
ちょっと時間ができたので、ためしに試作してみたのですよ。
DAC-ICはもちろん TI バーブラウン PCM5102A
とりあえず、クロックは某基板で使ったNZ2520SDを49MHzと45MHzの2個載せで。
botic v4 で動作確認。
例によって、裏面にはコンデンサを入れられるようにしてみたのですが。。。
今回は、電解コンデンサなしでも動作するように回路を工夫してます。
もちろん、載せるとこんな感じになります。
しばらく見ないうちにPCM5012Aのデータシートが改版されていてリファレンス回路が前とかわっている。 もちろん参考にして、さらに手をいれてしまった結果がこれ。
MCLKをPCM5102Aの最大周波数まで上げてるのが、吉とでるか、凶とでるか。。。
エージングでどうなるか、楽しみ半分、不安半分といったところでしょうか。
追記=======================
SPDIF出力も無事に出てます。 なかなかやりますね。 Botic v7
追記========================
2週間ほど電源をいれっぱなしにしていたら、随分と角がとれて滑らかになりました。
音が固いと思っていたのはエージングで解消されたようです。
気になる 22MHzクロックと45MHzクロックとの差は?
22MHzだと高域に粗さが残るのが45MHzだとまったくなく、滑らかで繊細です。
低域から中域に関してはそんなに大きく変わらないような気がしますが、
全域のつながりがよく、かなりの品位(?)になったように思います。
そして、高域の粗さがなくなった分、デジタルフィルタを切換えたときに、
その差がよく見えるようになりました。
再生する曲によって、高域の粗さでマスクされていたものが、45MHzクロックだと
見通しがきくようになって、録音の差もよく表現されるようになりました。
IrBerryDACのようにPLLモードでつかったり、22MHz/24MHzクロックでつかったり
していたときは、まだPCM5102Aの真の実力を発揮できていなかったのかもしれません。
新たな発見ができて良かったです。
水晶発振器にNDKの低位相ノイズ NZ2520SDを2個搭載しているので、
どうしても高めになってしまいますが、100枚つくったら
1枚あたり6500円くらいで出荷できる計算です。
プラス販売店の販売手数料がかかりますが、欲しい人いますでしょうか???
動作ソフトウェアはRaspberryPiと違って「Botic」に決めうちです。
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購入金額
0円
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購入日
2016年07月10日
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購入場所
mr_osaminさん
2016/07/10
遂にBBBですか!
と、さりげなく基板上にVishay SMMが載ってるのも、萌えですw
yosyos888さん
2016/07/11
mr_osaminさん
2016/07/11
4Bってなぜ1つBが多いんだろうって思っていましたけど。
たかじんさん
2016/07/11
ちなみにBBGも、動作してます。
XMOS駆動で22MHzクロックのときのPCM5102Aの音はIrBerryで聴いていたのですが、
45MHzだと印象が全然ちがいますね。 まるでPCM1792のように曖昧さがなく、
フォーカスがびしっと合った音がします。 バーブラウンらしい
透明感とブリリアントで繊細な響きも健在。
Burr-Brown Beagle Bone の4つですね。 Boticは気が付きませんでした。
さらにBlackもいれると B6になるかも。
Boticのspdif出力は実装されているのだろうか。。 パターンは用意してみたけど。
yosyos888さん
2016/07/11
5102でも45MHz入れられるんですね。
mr_osaminさん
2016/07/13
>フォーカスがびしっと合った音がします。
なるほどー、面白いですね。
私はBBGの環境がすっかり定着してしまい、RPiは使わなくなっています。
BBGのほうが出てくる音の芯がしっかりしていて、中低音域もしっかり出てきます。
あ、DACとの組み合わせにもよりますけど。
ESS系の音は何種類か聴く機会がありましたけど、透明感や繊細さが凄いんですが生々しさというか迫力が少し身を潜めた感じで自分の好みからは少しはずれているのかな、という印象です。
(もちろん、手元の環境下で、です。)
baelさん
2016/07/13
Windows10のNFSクライアントってどうやって起動するんでそ???
「Windowsの機能」一覧に見当たらず・・・
yosyos888さん
2016/07/13
たかじんさん
2016/07/13
かなり印象が異なりますね。私もびっくりしました。
BBB・BBGは、そもそも外部クロックなしだと48k系しか鳴らせないし、
PLLモードの音を聴いていないので、悪い印象が一切ないのかも。
(測ってみたら電源ノイズは多いです。Pi2よりも)
Burr-Brown、cirrus、Wolfson、アナデバ、Philips、パナ、SONYなど色々な
DACを今まで聴いたけど、非同期モードのESSの音はかなり独特ですね。
原音再生とはかなり違った方向で音作りをしていると思います。
ただ、同期モード、マスターモードは、その独特さがかなり減退して、
瑞々しさと躍動感、艶やかさがでてきます。
PhilipsのTDA1541A 16倍オーバーサンプリング機を長らく基準DACにしてきまし
たが、Q2Cをしばらく聴いたあとに1541Aに戻ると、躍動感と
いろっぽさ(エロっぽさ?)が少なくて淡白なことに驚きました。
どうやら耳がQ2Cに毒されたようです(笑
ちなみに、B4-DACはIrBerryDAC用に買い込んだPCM5102Aを消費するためです。
100個ほど余ってます。
どうせ作るならPCM5102Aの音を極限まで引き出そうって魂胆もあります。
mr_osaminさん
2016/07/13
>Q2Cをしばらく聴いたあとに1541Aに戻ると、躍動感と
>いろっぽさ(エロっぽさ?)が少なくて淡白なことに驚きました。
はっ!
音作りの方向性が好みに合っているとすれば、それはそれでOKですよね。
私こと、最近は低次オーバーサンプリング、NOSばかり聴いているので
それに毒されてしまっているのかもしれません。
恐らく、ジッター大のはずですが聴いていて特に不自然さは感じないのです。
あ、VFA-01ベースで聴いていますよ。
yosyos888さん
2016/07/14
脳内でジッター補正がされているのかもしれませんね。
mr_osaminさん
2016/07/14
mr_osaminさん
2016/07/14
そちらが気になっています。
たかじんさん
2016/07/14
折り返しノイズが多いだけだと思います。 某新潟精密のDACも似たような効果で
人々を魅了していますね。
もしかしたら、独特の音で毒されるのは悪いことではないのかもしれません。
伊勢さんがKORG対応待ちのようです。
ちなみに個人で問い合わせしても返信していただけないようです。
mr_osaminさん
2016/07/14
あー、サーボ回路の電解コン40個ほど換装したら、チカれました。
>もしかしたら、独特の音で毒されるのは悪いことではないのかもしれません。
毒されるとも言いますが、「自分の原器」ともいえるかもです。
「TDA1541A 16倍オーバーサンプリング」も、いよいよヴィンテージの域ですね。
例のNECのアレですね。
>ちなみに個人で問い合わせしても返信していただけないようです。
そうなんですね、そろそろKORGで実装した製品が登場するかもしれませんね。
たかじんさん
2016/07/24
NECがオーディオ機器を作っていたというのを知っている人も少なくなったかもしれませんね。 私はNECの冷蔵庫も持ってました。
そしてNECのパソコンは買ったことがありません。
そこは98互換のエプソンを。 って邪道すぎですかね。
もしかするとKORG製品より先に市場に出したくないのかもしれません。
12AX7よりも動作電流がとても少なく、設計がむつかしいと思います。(s/n比を同等にするという意味で)
ヒーター電流が少なく発熱が少ないというメリット側を押すしかないですね。
いずれにしても、早く音を聴いてみたいです。
ビンテージも良いけども、最新デバイスも刺激的です。
B4-DACを22MHzクロックでも聴いてみました。 XMOSからPCM5102Aを駆動した
ときと随分印象が違います。 BBB・BBG(Botic)は音が固いですね。 なぜだろう。