最近は、コネコネット時代のDVDレビューをほったらかし、ヘッドフォンのレビューなんかが増えている ぷるけん ですが、なんと今回のお題は「スマホカメラ用レンズ」でございます。
さてさてこのレンズ、価格はリーズナブルなのに、なかなか面白いもので、「こういうのが欲しかったっ!」という人はもちろんですが、特に今まで考えたことが無くても、本レビューの参考画像などを見て自分なりの使い道が思いつく方には、間違いなくお勧めできる製品です。
パッケージはこんな感じ。
箱から出すと…
そして商品構成ですが、こちらは至ってシンプル。
・クリップ(レンズをスマホにセットする際に使用)
・魚眼レンズ
・マクロレンズ
・広角レンズ
・キャリーバッグ
・レンズカバー(全6個)
以上です。
そして各レンズをクリップにセットして、そのクリップでスマホをはさむようにしてスマホレンズ上に本製品をセットするようになっています。
こんな感じ。
諸事情によりスマホの一部を隠していますが、だいたいのイメージはつかんでいただけると思います。
各レンズの画像を載せておきますと、まずこちらが広角レンズ単体。
そしてこちらはマクロレンズ。
そして単体画像がうまく撮影できないので、魚眼レンズをクリップに装着したところがこんな感じです。
各レンズにはネジ山がついていて、それでレンズをクリップに固定する形になっています。
魚眼レンズとマクロレンズは、そのままクリップに装着するようになっていますが、広角レンズに関しては、広角とマクロを同じくネジで一体化させてから、マクロのネジを使用してクリップに取りつけます。
レンズを重ねて使用する形ですね。
装着するとこうなります。
外箱にはこんな感じでイメージ図が描いてあります。
ここで一つだけ注意点があります。
「魚眼レンズをクリップに取り付ける部分」とマクロをクリップに取り付ける部分」は普通のネジなのですが、「広角をマクロに取りつける部分」だけは逆ネジになっております。
つまり回す方向が逆なわけです。
普通は時計回りに回すとネジが締まり、反時計回りに回すとネジが緩むわけですが、広角に関しては時計回りで緩んで、反時計回りで締まるようになっています。
これはおそらく、全部時計回りにしてあると、広角/マクロをクリップに取り付ける際、強く締め付けすぎると今度は広角とマクロが外しにくくなってしまうのを避けるためだと思いますが、別な言い方をすると「二つのレンズを合体させた状態でクリップに装着しようとする」と、広角だけが緩んでしまう場合があるのでそこだけご注意ください。
ここからは余計なことは言わずに参考画面を並べて皆さんに判断して貰おうと思いますが。
まずは魚眼と広角の移り具合を見てもらうための参考画像。
購入時に滞在していたのホテルの窓から撮影したものです。
こちらがスマホ本体のみで撮影したもの。
これは言わずと知れた魚眼レンズ。
そしてこちらが広角レンズで撮影したものです。
魚眼はもちろん上下左右約180度の範囲を撮影できますし、広角レンズでも、そのままより広めに撮影できることがお分かりいただけるかと思います。
画面の端の方がゆがむのは広角の定めでございます。
見比べると、スマホ本来のレンズだとほとんど入らない画像左側の赤い看板が、他のレンズだとだいぶ映り込んでいるのが分かります。
スマホで集合写真を撮る時など、なかなか画面に全員が入りにくいことってありますよね?
広角はそんな時に非常に役立つレンズかと思います。
「こんなホテルからのろくでもない風景じゃなぁ~」と思っていたところで、京都祇園祭が行われる八坂神社へ行く機会がありましたので、そちらでも撮影して参りました。
先ずはスマホのみ画像。
そしてこちらが広角レンズを使用した画像。
本来であれば撮影できていない、社殿全体がうつっているのがお分かりいただけると思います。
そしてこちらが(一応)魚眼レンズ。
ま、あんまりこういう場所で魚眼レンズを使用することはないと思いますが参考まで。
広角レンズの有り無し比較の為に、同じく八坂神社の門の画像比較をしてみました。
通常画像はこれ。
左右の狛犬は、ぎりぎりで全体がうつっていません。
ところが広角にすると…
ご覧のように、余裕で狛犬の後ろの方まで画像内に入れることが出来ます。
八坂神社で撮影してみて思ったのは、こういう観光スポットなどで「全体を写したいのにどうしても入りきらない~~~!!!」となっちゃう時ってありますよね?
とくにこういう神社仏閣など。
そんな時にこの広角レンズを持っていると、かなり使いでがあると思われます。
さて、広角のお話はそれくらいにして、今度はマクロの画像を見ていただきたいと思います。
ドイツ人と一緒に仕事をすることが多々あるのですが、その際にとある製品の細かい部分を観察しなくてはいけない場合が多々あり、彼らも色々と工夫を凝らしております。
電気量販店で超マクロ撮影ができるデジカメを購入してみたり、顕微鏡のような画像をパソコンに直接取り込めるような装置を持って来たり…
でも、こちらのマクロレンズを使用すれば、それに匹敵するような画像が撮れることが分かりました。
まずこちらは、皆さまお馴染み野口英世の1000円札でございます。
髪の毛の線一本一本まで写っていますし、こんなところに「NIPPON GINKO」って書いてあるなんてご存知でした?
一円玉の表面の傷だってこの通り。
ちょっとピントが甘いのと画像がぶれ気味なのは撮影者の技術不足によるものです。(^_^;)
滞在中の宿の布団カバーだってこうなります。
糸一本一本まで見えますよね。
手のひらの掌紋だって写ります。
指紋も写ると思いますが、なんかそれじゃ犯罪者みたいなのでやめました。(^_^;)
という訳で、魚眼・マクロ・広角と、お遊びに実用にと、かなりの使いでがある商品だと思います。
ぷるけんでしたぁ~~(^-^)
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購入金額
2,378円
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購入日
2016年07月10日
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購入場所
Amazon.co.jp
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