「フリーアナウンサーであり、日本語検定審議委員でもある著者が、日常使われている日本語について正しい使い方を伝授している1冊」
なんだそうです。
最初は分からなくても、読み進むうちに思わず納得。
日頃から思っている事を代弁してくれる。
昔から「この種の本」は幾つも集めていたが、今は全て処分してしまった…。
この本はいつも手許に置いて、時々読み返したいと思う。
それから、この中にある”「ありがとう」のデフレ化”と言う言葉に大きな違和感を感じる。
筆者は、「ありがとう」を不適切な場面でも使っていると言っているのは正しいが、それを「ありがとうのデフレ化」と表現するのは不適切。
※Amazonのカスタマーレビューにも同じ様な意見の投稿がありましたが、筆者とは一切関係がありません。
内容紹介
知らないと恥をかく。無自覚だと損をする。
いらいら。むかむか。もやもや。気になると止まらない。この世は「不適切な日本語」で溢れている。「私たち入籍しました」のどこが間違いか? 平板アクセントがなぜ急増しているのか? 「元気をもらう」のどこが陳腐か? ある時は研究者に取材し、ある時は関係者のもとに出向き、さらにある時は居酒屋で熱論を交わし……喋りのプロが持ち前の粘着質を存分に発揮、笑いと共感と納得に満ちた「日本語偏執帳」。
1 「私たち入籍しました」のどこが間違いか
2 「元気」は他人にもらうものなのか
3 震災に「記念日」は適切か章タイトル
4 「大丈夫です」を安易に使っていないか
5 「一時雨」は「時々雨」どこが違うのか
6 「印鑑をご持参ください」のどこが問題か
7 「鏡開き」は何を割るものか
8 震災報道でNHKが使わなかった言葉とは
9 「○○ちゃんママ」は幼い表現だろうか
10 「ありがとう」がデフレ化していないか
11 「奥が深いですねえ」のどこが怪しいのか
12 「サプライズ」ってそんなにいいものか
13 アクセントはなぜ平板化したのか
14 「なごり雪」は誰が作った言葉か
15 これも「偽装」と言うべきか
16 国谷キャスターが絶対に口にしない言葉とは
17 「白髪染め」か「カラーリング」か
18 辞書の読み比べは何が楽しいか
19 客の図々しい言い分をどう考えるか
20 敬語教育はパワハラなのか
21 北関東風尻上がり音調はもはや全国区か
22 「こだわりの料理」はどこが陳腐か
23 「そうなんですね」に感情はこもっているのか
24 「歩きスマホ」か「スマホ歩き」か
25 紋切型はいかにして生まれるか
内容(「BOOK」データベースより)
いらいら。むかむか。もやもや。気になると止まらない。この世は「不適切な日本語」で溢れている。「私たち入籍しました」のどこが間違いか?平板アクセントがなぜ急増しているのか?「元気をもらう」のどこが陳腐か?ある時は研究者に取材し、ある時は関係者のもとに出向き、さらにある時は居酒屋で熱論を交わし…喋りのプロが持ち前の粘着質を存分に発揮、笑いと共感と納得に満ちた「日本語偏執帳」。
著者について
梶原しげる(かじわらしげる) 1950(昭和25)年神奈川県生まれ。早稲田大学第一法学部卒。文化放送に入社してアナウンサーとなり、1992年からフリー。司会業を中心に活躍中。東京成徳大学客員教授(心理学修士)、日本語検定審議委員。著書に『口のきき方』『すべらない敬語』『即答するバカ』など。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
梶原/しげる
1950(昭和25)年神奈川県生まれ。早稲田大学第一法学部卒。文化放送に入社してアナウンサーとなり、92年からフリー。司会業を中心に活躍中。東京成徳大学客員教授(心理学修士)、日本語検定審議委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
自分の言いたい事が書いてあります
もちろん、「全て賛成」ではないけれど…。
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購入金額
760円
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購入日
2016年07月05日
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購入場所
Amazon
ちばとどさん
2016/07/07
おかしな言い方が伝染して気持ちの悪いこと。
外国人が便利な言い方として学んでしまうのも気になってます。
hachiさん
2016/07/07
ただ、「どこまで文句を言うのが正しいのか?」は、また難しいです。
筆者さんの経歴が自分と奇妙な一致ばかりで、余りケチ付けるのも不味いですし…。