性能的には今でも十分行ける性能ではあるが、最新のmacOSの導入が不可能なのはきつくなってきた
今年の初めに地元のハードオフで本体+ACのみのジャンク品として安価に売られていた個体を入手。2008年に発売した、Core 2 Duo 2.1GhzとGMA X3100を搭載したMacBook Ealry 2008モデルになります。
ジャンクとはいえHDDが標準の120GBから160GBに、メモリも1GBから2GBに増設された状態になっていました。OSは本機で動く最終バージョンのMac OS X 10.7.5"Lion"。ちなみに初期出荷時点ではMac OS X 10.5"Leopard"が導入されていました。
バッテリーが充電不可になっていたりMagSafe ACアダプターに修復跡があったりとコンディションはお世辞にも美品とは言えないものの、HDD+メモリが付属した状態で10800円は十分安いといえるのではないでしょうか。
Core2を搭載していることもあってか
最終バージョンのMac OS X 10.7.5でも動作自体は問題なく、WEBブラウズ端末としては十分活用可能。ただし、Mac App Storeで配信しているソフトのほとんどが最新のOS X環境前提のものが増えてしまっており、それ以外のソフトも10.6~10.7.x対応を打ち切っているものが増えてきているため、ちょっとメイン環境として使うには厳しくなってきている感は否めません。このモデルの次の世代のMacBookはGPUがGeForceに変更されたこともあり、最新のOS Xも動作させることが可能なのですが、本機以前はGPUが非力なIntel GMAなこともあってか10.6~10.7が最終バージョンとなってしまいます。
一応無理やり動かす方法もなくはないのですが、Intel GMAのドライバが存在しないせいかあまり実用的に動かすことができないのでやはり純正最終の10.7.5で動かしたほうが無難かもしれません。
ベンチマーク的にはiPod touchを下回るのは時代の流れか…
試しにベンチマークソフトでMac、iOSともに対応しているGeekBench3を本機と手持ちの第6世代目iPod touch(Apple A8搭載)で回してみたのですが、スコアとしては以下のような感じになりました。
MacBook Ealry 2008
SingleCore:719
MultiCore:1200
iPod touch(2015 6th Gen)
SingleCore:1387
MultiCore:2450
モバイルSoCの性能進化が早すぎるといえばそこまでですが、すでにApple A8の時点で2008年当時は高性能だったC2Dの性能を上回っているのは驚くしかありませんね…
とりあえずはMac環境入手
最新のシステムが導入不可で、ある意味現在セキュリティ的に安全に本機を運用するにはMacらしさを捨ててBoot CampでWindowsを導入するか、Intel Mac向けのLinuxを入れて使ったほうが安全というのは皮肉な話ではあるのですが、とりあえずIntel Mac環境は一台は入手しておきたかったので10.7.5のまま、サポートされているブラウザを導入してWEB端末として使えればいいのでこの値段に安価に入手できたのは満足しています。ただやっぱり最新のmacOS "Siera"も興味はあるので最新のMacも魅力的ではあるんですけどね。しかし昔も今も普通にMacを買うと高い…(汗
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購入金額
10,800円
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購入日
2016年01月16日
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購入場所
ハードオフ 新座店
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