レビューメディア「ジグソー」

ペットのトイレの臭いが気にならなくなりました

はじめに、脱臭機って何?と思われる方も居ると思いますので「脱臭機」について説明します。一般的な「空気清浄機」にも脱臭機能が付いているものが多くあります。

 
 別レビューでも書きましたがKC-E50 のような空気清浄機の場合、集塵機能の「hepaフィルター」などのほか、ニオイ成分をフィルタへ吸着させてニオイをとる脱臭方式「脱臭フィルター」が搭載されています。そのため、たばこやペットのトイレの脱臭はある程度可能です。しかし、タバコや焼肉など、強いニオイがある時に使うと、数週間から数ヵ月で脱臭フィルターからニオイが発生し、フィルター交換が必要になる場合があります。空気清浄機の10年保つ脱臭フィルターを使っても、ニオイが強い空間で使っていると、1~2年で機能劣化する場合があります。 
 

一方、脱臭機の場合、集塵フィルターは大きなゴミや埃、ペットの毛を機械内に吸い込まないためのプレフィルタで目が粗く、花粉・煙草・ハウスダストなど微粒子類の除去機能は基本的にありません。しかし、ニオイ成分を触媒で分解してニオイをとる脱臭方式のためアンモニア臭などの強烈なニオイを高度に分解できます。また、脱臭機は、経年劣化によるニオイの吸収性の劣化もほとんどありません。そのため、ペットのニオイや生ゴミのニオイの消臭目的に向いていると言えます。

 
上記の点を踏まえ、以下で紹介する富士通ゼネラルの PLAZION(プラズィオン) DAS-15E-Wは脱臭機能に特化した「臭い対策」に向いた機器と言えます
更新: 2016/07/02
満足度

近くに置くのが一番効果的

DAS-15Eは、富士通のプラズィオン脱臭機では小型の脱臭機になります。

この機種では、花粉などの集塵と除去はできません。しかし本体サイズが幅174mm × 奥行178mm × 高さ282mmととても小さいので、コンセントが有るところならば、トイレやゴミ収納庫にも設置できるでしょう。脱臭の目安は10畳までとなっていますので、一般的なキッチンやリビングなど大抵の部屋は対応可能と思います。

ペットエリアに設置
ペットエリアに設置

私の場合ペットエリア(犬のゲージとトイレ、小鳥のゲージ)約1畳に設置しています。臭いがきついときに風量を「強」運転で通常は「標準」にしています。しばらく稼動させると、ペットエリアのニオイが全く気にならなくなりました。

ただし、この機種、ニオイセンサーは搭載されません。そのため、臭いに反応して風量を調整するタイプでは無く、常時一定量の空気を循環し続けることで消臭しています。なお、消費電力は「標準」運転で4Wのため、電気代は1日付けっぱなしでも3.1円ほどと経済的です。

静音性も、騒音的には弱運転で20デシベル(ささやきより小さな音)です。運転時の騒音は全く感じないレベルと思います。

使用中?
使用中?

 

  • 購入金額

    15,426円

  • 購入日

    2016年06月30日

  • 購入場所

    ECカレント

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