12,000mAhのモバイルバッテリーレビューです。但し今回のモバイルバッテリーは、ジャンプスターターにもなるという面白い機能をもっています。
ジャンプスターターとは、車のバッテリーが上がってしまった際に、エンジンスタートだけを臨時に担ってあげるバッテリーのこと。一般的に車のバッテリーがあがってしまったら、車はも動きません。その場合は他の車(友人・知人・JAFなど)に来てもらいそのバッテリーからケーブル接続して、エンジンをかけるという作業をしないと車が動かなくなってしまいます。それが街中であればいいのですが、旅行中だったり、人通りの無い山中とかだと最悪ですね。
開封
箱を開けると、ケースが登場します。バッテリーおよび全ての付属品はケースに内包されているようでこれは便利。
ケースはかなりしっかりとしていて意外と硬い。自重で潰れたりしないしちゃんと中身を守ってくれるがっちりタイプです。
ケースはを開けるとケーブル類、下側のカバーを開けるとバッテリーが出てきます。
同梱物は、マニュアル、MicroUSBケーブル、ACアダプタ、バッテリー本体、カーバッテリークランプ、シガーソケット用充分ケーブルですね。付属品多すぎ。
充電方法はなんと3タイプある。ACアダプタは自宅とかのコンセント用、シガーソケット用充分ケーブルは車内で充電用、MicroUSBケーブルでもPCなどから充電もできる。シガーソケットから充電できるのはよく考えられているなー。ジャンプスターターは、「万が一の際」に使うものだから、スターター目的の方は車に置いておくと思うのです。しかしある程度充電は必要となると、シガーソケット経由が一番自然。気が利いてる~
マニュアルはがっつりと日本語です。ジャンプスターター機能もあるとなると、12V出力だし、車のバッテリーと接続するとなるとやはりきちんとしたマニュアルで安全に作業する必要がありますからね。ここは大切。
意外とコンパクトな本体
ここからはモバイルバッテリー本体を見ていきます。バッテリー自体は12,000mAhなので容量としてはびっくりするほどデカい訳ではありません。ただ本体はラバー素材でかなりゴツい。その分、ちょっとした事で傷ついたりはしないと思うので、ゴツい分メリットもあります。
いろいろと本体にはポートとか機能がてんこ盛りで説明するのが大変なので、販売ページから拝借。
側面に様々な残量確認はこのオン/オフボタンを押すと青いLEDで表示される。ちなみにジャンプスターターとして使用するには、50%以上の残量が必要で、2LEDは最低でも必要という事になります。
オン/オフボタンの下にはUSBポート。x2端子あります。
反対側にはライト。オンオフボタンを長押しすると点灯します。一度点灯させたあとは1回押すごとに点滅→早い点滅→点灯の順でループし、消灯は長押しです。
ちなみにダブルクリック(2回押し)で非常灯になります。車が道路等で停止してしまった際には、非常灯で危険を後続車に知らせる事も可能。それにしても安全機能満載。
ライト側の側面カバーを開けると、ジャンプスターター用のクランプケーブルを挿入するポートが出現する。コネクタ形状が決まっているので、挿し違いは起きない仕様。
ジャンプスターター使用がOKだと、Startライトがグリーンに点灯する。
USB端子の両サイドには充電端子がある。右側はmicroUSBの充電端子。
左側にはACアダプタ/シガーソケット経由の充電ケーブルが挿入できる。
シガーソケット/ACアダプタは方法は違えど充電口は同じ。
MIcroUSB経由でも充電できちゃいます。ACアダプタ/シガーソケット用のケーブルだと12V 1A、MicroUSBだと5V-2Aなので、どちらでも急速充電ができるようになっている。
スマホに充電してみた
ジャンプスターターがメインの使い方ですが、モバイルバッテリーとしての機能もあります。なので、Galaxy Note5で充電してみました。
QuickChargeのような、5V越えの電圧での充電はできず、あくまでUSB規格の範囲内で最大2Aをするタイプ。
実際計測してみました・・・・
この時は4.87vAで0.95Aでした。2Aというのはあくまで電流を最適に調整している祭の最大値ですから、ピンポイントで計測しても2Aまで出ないのは仕方ないところ。また他のスマホやタブレットでは1.5A程度は出ていましたので、充電残量とかにも影響されると思います。
私のGalaxy Note5は0→100%まで充電させて、満充電までだいたい2時間半ですね。
これぐらいならモバイルバッテリーとしては早いほうです。
ジャンプスターター
さて機能の目玉。ジャンプスターターです。
さっそく私の愛車に接続・・・・
と思ったのですが、ディーゼルは2Lまでとの制約がありました。私の車は2.2Lで泣く泣く断念。
しかし、バッテリーに繋ぐ前は「クランプケーブル届くのかな」と添付ケーブルの短さから不安でしたが、きっちり届くと言う事が確認できただけでも収穫でした。またプラス/マイナスを間違って接続してもショートせずに警告音がなるようなので、その点素人でも安心して使えそうです。
コンパクトにまとまるジャンプスターター兼モバイルバッテリー
モバイルバッテリーとしては、12000mAhと格別大きな容量ではありませんが、このバッテリーの神髄はジャンプスターターとしての機能でしょう。
充電式ジャンプスターターとして見た場合、機能と装備が充実してます。
ケースは頑丈で全てがこのケースに収まり、車の中にぽいっと入れておける。ダッシュボードにも入ります。シガーソケット経由で充電もできるので、いつでもチャージしておく事が可能だし、ライトは点くし、非常灯にもなるなど、とにかく車での使用環境をよく分かってるなとつくづく感じ入りました。
モバイルバッテリーとしての機能もあり、車内でスマホ/タブレット等の充電環境もできるので、多様性のある使い方ができます。車のバッテリーに不安がある方、予備として持っておきたい方には最適ですね。
-
購入金額
5,980円
-
購入日
2016年06月15日
-
購入場所
アマゾン
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。