コニカ製の銀塩コンパクトカメラです。
35ミリフィルムを使ったハーフサイズカメラになります。
ハーフカメラ
ハーフカメラは、フィルムが高価だった1950〜60年代に考案されたもの、だそうです。
既に持っているオリンパスのPenEEがまさにそれです。
特徴は以下の様な感じです。
- 普通に構えると、縦長の写真が撮れる
- コマ数が2倍に増える
- フィルムの使用面積が小さいため、画質が悪くなる
- 現像代はフィルム1本あたりでかかるので、現像代が安かった。
- 時代の変化で、普通のカメラに押されて廃れた
コニカ レコーダー
1984年にコニカから発売されたハーフサイズカメラが、「レコーダー」です。
自分が入手したのは、クオーツデート機能が追加された「DD」になります。
「レコーダー」の特徴は、3つほどあるようです。
- スライド式の筐体がレンズの保護カバーも兼ねるため、持ち運びやすい
- フィルムを90度回転して使うので、ハーフカメラなのに横長の写真が撮れる
- 高価なリチウム電池ではなく、安価な単3電池で動く。
※ちなみにクオーツデートはCR2025電池
自分が入手した個体は液漏れで汚損がありましたが、端子の清掃で稼働しました。
レンズの破損もありません。
製造から30年以上経過してても動く当たり、割と丈夫です。
ただ電解コンデンサが劣化してるのか、フラッシュは動かないようでした。
夕方になって試した所、フラッシュも動きました。
チャージ音がしないのと、上部のインジケータが動いてない?とりあえず使えます。
フィルムの使い方が違う以外は普通のコンパクトカメラです。
電源を入れ、ファインダーでアングルを決め、シャッターを押すだけで撮影できます。
絞りやシャッター速度は自動設定され、フィルムの巻き上げも電動で行われます。
広角単焦点レンズなので、ズーム操作もありません。
シャッターボタンもストロークが長く、押し込んだクリック感はありません。
ある程度のところでシャッターが切られて巻き上げ音がするので、押したのだと分かる程度です。
基本的に高級感のあるカメラではないんですね。
気軽に使えるカメラです。
画質もハーフカメラなので、あまり期待していません。
-
購入金額
4,000円
-
購入日
2016年06月22日
-
購入場所
ヤフー・オークション
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。