テキサスインスツルメンツ(バーブラウン)の2回路入りオペアンプです。1回路入りのOPA227、4回路入りのOPA4227もあります。また、ゲイン5以上で使う場合は、より高速なOPA2228もあります(1回路入りのOPA228、4回路入りのOPA4228もあります)。1回路入りについてはOP-27やLT1007の置き換えに適すると紹介されています。
なお、OPA2134と違いバイポーラ入力です。
ややロー寄り
OPA2134と似た傾向の音です。しいて言えばOPA2227のほうがロー寄りでしょうか。
過渡応答(A=11 Vin=200mVp-p f=100kHz Rfb=10kΩ 位相補償なし 10:1プローブのみ接続 ガラエポユニバーサル基板)
(12/30追記)15Ω負荷(セメント抵抗)時の過渡波形を以下に掲載します。波形を見るとマイナス側だけ発振してしまっているようです。
過渡応答(A=1 Vin=200mVp-p f=100kHz Rfb=0 位相補償なし Rl=15Ω ガラエポユニバーサル基板)
使い勝手は良い方
DIPの2回路入りなので電子工作で使いやすいです。工業生産用には表面実装パッケージもあります。
電源電圧は±2.5V~±18Vまでが使用できます。電池駆動であれば4本必要です。
OPA2227はユニティゲイン安定なバージョンですので使い勝手には優れます。
OPA2134と比べると割高感がある
OPA2134と似た音質でありながらこちらは2~3倍高価です。メーカーでは「オーディオにも適している」としていますが、元からオーディオ用途に設計されたOPA2134のほうが安価に入手できます。
人肌程度になる
24V駆動のcMoy回路では、外気温29.2℃に対して35.9℃まで上昇します。これは常識的な範囲です。
並レベルか
AD00031の基板をむき出しにした状態で(シャーシから外して)、その上から手帳型ケース越しにiPhone 5cを密着させると、結構音が聞こえてきます。OPA2134と比べても大きいようです。しかし、LME49720ファミリのような極端なことはありません。
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購入金額
980円
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購入日
2016年07月08日
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購入場所
デジット
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