使い方としては、まず付属の刷毛付き瞬間接着剤をプラグの刃の付け根全体に塗り、絶縁キャップを差し込んで貼り合わせます。作業の際は瞬間接着剤(シアノアクリレート系)の取り扱いに注意が必要です。また、コンセントに差し込む前に接着剤をよく乾かす必要があります。

作業前のプラグ

作業後のプラグ

一般的なトラッキング防止用カバーは、大型プラグ用、スイングプラグ用などで分かれていますが、タイトラキャップは日本で一般的に使われているA型プラグであればACアダプタを含めほぼ全てに使用できます。但し、スイングプラグへの使用は難しいでしょう。私の場合、可動部分が固まってしまいスイングプラグの意味がなくなってしまいました。

私が使っていた既存のプラグのうち、タイトラキャップが使用できないものが1つありました。刃の縦幅の関係でホット側は対策できますが、コールド側は対策ができませんでした。片側だけタイトラされている製品も市販されているそうなのであまり問題はないと思われますが……

コールドが長すぎ

動力線や特殊な形状のプラグには使えませんが、そのような未対策プラグは一般家庭ではまず見かけないでしょう。

一般的なトラッキング防止キャップと比べると、プラグ1つあたりの値段では高いです。しかし、A形プラグならどれにでも使える汎用性を考えると、お買い得感があるといえます。

ただ、既存の未対策プラグの数を考えると1セットでは足りないかもしれません。