この製品はいわゆる「SHURE掛け」を補助するためのアイテムですが、中には同種のものを標準添付しているメーカーもあります。

例えばSENNHEISERの代表的インナーイヤーフォンであるIE80なども、標準添付品の中に同じような形状の品が同梱されています。

こちらの「シリコン イヤーパッド」はそれと比べると柔らかく出来ているのですが、それだけに耳の形状に影響されず柔軟に装着出来ることがメリットとなります。使って見た限りでは、SENNHEISER添付品よりはこちらの方が疲れにくく感じられました。

こちらの写真の例では茶楽音人 Co-Donguri雫と組み合わせています。Co-Donguri雫はSHURE掛けも考慮された設計なのですが、この類のアクセサリーは添付されておらず、SHURE掛けするとどうしてもケーブルの収まりが悪かったのですが、これを組み合わせることでケーブルがきちんと落ち着くようになります。SHURE掛けで使った方が低域方向の密度が充実する製品ですので、組み合わせる意味は充分にあるといって良いでしょう。

百均ショップで売られている訳ですから、108円でこの使い勝手が得られるのであれば全く文句はありません。もっとも幅広い店舗で取り扱っていただきたい品です。