普通に使えるものと、安かろう悪かろうのモノが混じっている。
これは前者。
原価的にはほとんどかかっていないだろうから100均の価格が正常だと思うアイテムをご紹介。
イヤホンを装着するときに、ドライバユニットからプラグに行くケーブルの処理は主に二つの方法がある。
ひとつはそのまま下にたらす方法で、以前はこれが一般的だった。
もう一つが耳の上にかけて耳の後ろを通して下にたらす方法。これを俗に「Shure掛け」という。
このケーブル処理法は、たぶん動いたときにケーブルをひっかけづらいとか耳の後ろから襟の中~衣装の中と通してしまえばケーブルが目立たないとか、そういったプロの現場の要請で編み出されたものだろうけれど、プロユースも多いShureのイヤホンはすべてもともとそういう風に装着するように作ってあるため、
代表してShure社製イヤホンの装着方法=「Shure掛け」というようになった。
ただ、Shureのイヤホン以外もこうした掛け方をした方が良いことがある。それは前述の舞台上で目立たせなくするなどの目的のほかに、音質改良・フィッティング改良を目的としたもの。
人の耳の構造は千差万別で、KlipschのX10のように非常に小さくて耳の穴にスポッと入ってしまうようなものならともかく、機種によっては「すわり」の悪いものがある。そして一部のイヤホンに関しては、「一般的な掛け方を想定した構造のものでもあえて「Shure掛け」をした方がフィッティングが良い場合がある」のだ。
ただ元々「Shure掛け」を想定した形のイヤホン以外を「Shure掛け」しようとすると耳の穴あたりのフィッティングは良くても、耳たぶのあたりのケーブルの処理に困ることがある。フィットネスのときに使っている場合などは引っかかりやすいし。そんな時に使うのがイヤーガイド、イヤーサポーターなどとも呼ばれる本品。イヤホンのケーブルを耳たぶの後ろに沿わせるシリコン製のガイド。商品に刻まれた溝にケーブルをはめ込んで使う。ときどきこれが付属品としてついているイヤホンもあるが、買うと結構する。イヤホン専門店で音響メーカー取扱い品を購入するとだいたい一対500~600円。それが税別100円!
自分の持つイヤホン付属品と全く遜色なく、混ぜてしまうとどちらがどちらかわからないほど。
いままではその付属品を複数のイヤホンで使いまわしていたが、今回おものだちのみなさんから情報を得たので100均で探してゲット!!このくらいの価格であれば、「Shure掛け」したことがない人も試してみてもよいのでは?
全てのイヤホンが「Shure掛け」でフィッティングが改善するわけではないけれど(むしろ悪化するものもあるけれど)、一部の機種では劇的に改善されるし。
ぜひお試しを。
【仕様】
材質:シリコン
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購入金額
108円
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購入日
2016年06月07日
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購入場所
セリア
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