幽霊画などが有名で日本画というジャンルなのもあってゴシックな作品を想像しがちですが、あくまでもファンタジーだと思います。
グロテスクだったりテーマが暗かったりするし、本のデザインもそういう面を大事にしている印象を受けます。が、それはあくまでもモチーフとキャラクター性なのかなと思います。
ゴシックをこじらせた若者のファンが多いのも分かります。
その昔の誕生日に敬愛する上司からサプライズでいただいたもので、大事にしています。
松井冬子というキャラクター
エディシオントレヴィルの図版は何冊か持っていますが、全部素敵な装丁だなと思います。
作者をキャラクターとして、キャッチーに世界観を創造しているなとは思います。
ただ、初画集ということですが若手で作品数も少ないのもあり、それをデザインでカバーしているような印象を受けます。おしゃれ感とか芸術っぽさで穴埋めしている感じです。
とはいえ、表紙の松井冬子サインなどとても素敵です。
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購入金額
5,400円
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購入日
2013年06月01日
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購入場所
いただきもの
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